つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

等価

17絃。

古曲には全く使わない楽器です。

歴史が浅い。

 

古曲を演奏することが多い環境なのであまり出番がありません。

なかなか上達しなくてもどかしいときもあります。

 

でも、好き。

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筝の、所謂ドレミ調絃は正直言って受け容れ難いです。

むしろ許せないレベルで嫌悪しているかも・・・そしてドレミ調絃の筝を弾く私はとても不機嫌そうらしいです、ええ、不機嫌ですとも。

 

なのに基本ドレミ調絃の17絃は全く問題がないです。

 

17絃がドレミ調絃を想定して作られたものなのかどうかは知りませんが、違和感がないです。

 

身内の演奏会や合奏練習会のときには17絃を弾くことがあります。

 

今、ちょうどそういう時期で、

直前の演奏会の曲をほったらかして弾いてしまうくらいに好きですよ。

 

三絃や筝よりも好きかもしれません。

 

あるいは、

自分のなかで出来ることが他のパートよりも少ないから開拓する楽しさがあるのかもしれません。

 

昨日できなかったことが今日はできていたり、

その逆だったり。

そういう変化がなつかしくて同時に新鮮なのかもしれません。

 

毎年恒例の演奏会でした。

出番は1曲。

何回目の参加かな・・・師匠になってからだから15回目くらい?

 

近年は京都マラソンと同じ日にあるので正直いろいろ不便。

会場は御苑の近くなので御苑駐車場に車を止めるのがいちばんいいのですが、

交通規制がかかるので御陵のコインパーキングに止めて地下鉄で移動しました。

今回はさ、筝だったかららくだけどこれが三絃だったらつらいな〜。

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今回の曲は調絃がイレギュラーで、Cからの平調子ではじまる曲でした。

さて出番、となって緞帳の裏で三絃との音合わせをしたとき、

筝の調絃がD(C♯だったかも)からの平調子になっていることが判明。

そのまま押し切れば三絃が最終的にEまであげなきゃいけない絃ができてしまう。

ただでさえ調絃かえの多い曲で不安定になりがちなのに、

そこへさらなる不安要素を投入するのは危険、ということで筝の調絃の取り直し。

随分と客席にはお待ちいただくことになりました。

 

信頼しきっていてチューナーを楽屋においていましたが、

こういうこともあるからチューナーと調絃替えの印をつけるための鉛筆は舞台までもっていかないといけないな、と思いました。

録音機

趣味×仕事の関係で録音機は不可欠です。

 

テープのレコーダにはじまり、

MDレコーダーを使っていたこともあったし、

手っ取り早くiPhoneを使うこともありました。

 

稽古や下合わせの記録のために使うことがほとんどでしたね。

 

今のスマホASUS ZenFone 2 Laser)で録音すると音が小さすぎてちょっと困っていました・・・大まかなことは分かります。

 

今の学校では「アートプロジェクト」が必須課題になっていて、

何かのアート作品の展示かパフォーマンスをすることが義務づけられています・・・それも評価の対象なのでやんないと究極、進級できない。

 

パフォーマンスでもアート作品の展示でもどっちでも来い!

な私ですが、

どっちかっていうと、楽器の演奏。

 

しかし、

私のやる楽器は基本、合奏が前提のものです。

 

勿論、独奏の曲はあっても、

合奏してナンボな音楽だと思うし、

それが面白いところだと思うし。

 

そこで、

あらかじめ合奏相手の演奏を録音していって、

本番ではそれにあわせて演奏しよう、ということになりました。

 

手持ちの機器の録音機能に不満があったのと、

このイベントのこともあったので新しい録音機器を投入することにしました。

 

それがこちら↓

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 ZOOMかTASCAMで迷いましたが、

色んな方のレビューを総合すると、

自分の音楽にはTASCAMの方が向いているらしいのでTASCAMにしました。

本体の様子はZOOMの方かわいかったですけどねー、色のバリエーションもあったし。

 

決め手は「重ね録り」ができる点です。

 

これなら、1回目の録音で龍笛さんを相手に自分が笙を吹いて、

重ね録りで筝を入れることが出来ます。

で、本番は篳篥を吹くの。

 

パフォーマンスは4月のクラスで行います。

録音レベルとか環境とかいろいろ考えないといけないことがありますので、

しばらくは龍笛さんにおつきあいいただいて録音大会です。 

 

 

 

 

 

Coc.

今年度のスクール(BBSH)開催地は、

フロリダ州St.オーガスティンです。

 

日本との時差は10時間。

 

昼夜がまるっきり逆です。

 

仕事のこともあるのでぎりぎり日程。

3時間以上の時差を経験したことがないので、

時差ぼけは大きな懸案事項でした。

 

ここはホメオパシーのレメディーに頼りましょう、

とざっくり調べると、

時差ぼけにはCoc.(コキュルス)とのこと。

 

乗り物酔いのレメディーでもあります。

 

1回目はCoc.の30Cを移動中の4時間おきにとりました。

 

しかし、

これが弱かったらしくて帰ってから時差ぼけを経験しました。

 

1回目のときにも30Cに加えてよりレベルの高い200Cを持って言っていましたが、

なぜか容器から出てこず、とることが出来ませんでした。

 

30Cでは時差ぼけになったのだから、と2回目3回目は200Cをとることにしました。

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そのおかげか、

あるいは10時間の時差に慣れたのか、

2回目以降は時差ぼけとは無縁です。

 

不思議なことに、

帰国する2日前くらいになると夜に眠れなくなって睡眠時間が減ります。

そのまま帰国の途につくと、

日本までの飛行機のなかで照明を調節してくれて眠りやすい環境もあいまって、

自然と日本の時間帯にあうようにもっていってくれます。

 

そして、

帰国翌日から普通に働けています。

 

時差ぼけのコンビネーションレメディーもあるらしいですが、

シングルでもしっかり効きますよ。

 

デビュー

「バタカ」と呼ばれる道具がスクールには常備されています。

 

40センチくらいの長さでウレタンが巻き付けられています。

金属か硬いプラスチックで出来た把手がついていて、

怒りの解放のワークで用いられます。

 

日本校にいたときもこのバタカは出番が多い、と聞いていました。

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しかし、

6年前のスクーリング中でこの道具をつかうことはなく、

今の学年でもClass2までは登場しませんでした。

 

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しかし・・・

 

ついに・・・ 


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こんな祭壇の前でしたが、

いや、

祭壇の前だからこそ安心してバタカデビュー。

 

まだ出し慣れていないので「惜しい」感じだったらしいですが、

まだまだこれからですよ!

 

中国の音楽が流れるお寿司やさんで不思議なお寿司をいただきました。
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薄い小麦粉と米粉でできた生地を油で焼いたものの上に、

赤身のお魚のペーストを乗せて マヨネーズとソースのようなもので味付けされたお寿司。

 

これはこれで美味しかったですよ。