つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

作品のピーク

 小さい作品も大きい作品も、

大体いつも下地を作った後の一回めに色を置いた時が一番評判がいい。

 

「このまま出しちゃえば?」

 

自分はまだまだこれから、って段階なのにそう言われる。

 

今度の作品も同じく。

 

ジェッソを2回塗ったキャンバスにモデリングペーストとシェルを混ぜたものを置いていく作業の後に、

下塗りのつもりで色を置いたら、

 

「もうこれ以上触らないほうがよくない?」

 

って話になった。
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 それが、これ↑。

 下書きの木炭を消すために白を塗って、

いじっているうちに先生の評価は芳しくなくなる。

 

まだどれほども描いていない。

 

どれほども塗っていない。

 

それは作品の良し悪しとは関係ないのだけれども、

もうピークを迎えてしまった(あるいはピークを超えた)のかと思うと、

微妙な心持ち。

次回予約完了

ここ数日、

どうしても行かなきゃ、と思い続けた場所へ出かけました。

稽古の帰りに、ね。

ちょうど師匠の稽古場の近くなんだ。

 

京都市内を車で走っていると、

大概、「狸谷山不動院」さんの追突除けシールを目撃する。

 

「交通安全で有名なお寺さんなんだな」

 

くらいに捉えていた。

 

それが最近、どうもお不動さんのことが気になっていたところに、

「そういえばあそこにあるやん」

と思いついたのでお参りに出かけたのですが・・・
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 いきなり、これ。

まじか・・・とこの告知の前で呆然としていると、

おじさん登場。

 

もう倒木は退けたから中に入って良いよ、と。

 

 今年の台風で大木が根元から倒れてこの石段を横断していたらしい。

それを退ける作業を午前中からやっていたらしい。

 

「お昼前に来はったら通ってもらわれへんかったわ。」

 

とおじさん談。

 

稽古を終えてからのお参りだったのでなんとか第一関門は通過できた。

 

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寺社参詣につきものの階段。

おじさん登場で無事に第一関門を通過して、

いざ本殿へ。

 

しかし、

本殿は完全にお休みモードで、中に入ることはできませんでした。

そりゃそうだ。

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中に入れなかった本殿。

まさかこんなことがあるとは思わなかったのです。

帰宅後に由緒を調べるために検索したら、ちゃんとホームページにはお知らせがありました。 

 

なんというタイミング・・・。

 

これは、もう

もう一回お参りしなさいよってことです。

 

駐車場の方では車のお祓い所があって、

そこではお守りなどを受けることができるようになっていました。

 

せっかくですから、となんだかカッコいいこちらを頂いて来ました。

 

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錫杖モチーフのお守り。

付属の台を車にくっつけて錫杖下の磁石で固定する仕組み。

ええやん、カッコよすぎ。

 

初詣が落ち着いた頃を狙ってまたお邪魔しますよー!

通称・赤紙

BBSHは単科大学です。


ヒーリングを学ぶ場所で、

いわゆるスピ系ですが、

 

決して「なんでもあり」じゃないです。

 

一年生から留年の可能性はあるし、

放校措置もある。

 

昨年度、それをまざまざと目にしました・・・日本校の時は1年での留年はないって聞いてたけど、そうじゃなかった。

 

しかし、

いきなりそうなるわけではありません。

 

その前に警告書的なものが渡されます。

 

それがこれ↓

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ピンクスリップと呼ぶらしい。日本校での通称は赤紙

はい、

3年生2回目のスクーリングで頂戴いたしました。

 

これが3枚たまると退学なんだって。

 

BBSHを卒業した日本人は多くても、

これをもらった人は卒業生全員ではないはず。

 

その理由は複雑に絡み合っていて、まだまとまりません。

 

今言えるのは、

プレゼンスがない=私が「ここ」にいない

ってことらしい。

 

プレゼンス云々は今回のスクーリングで散々聞いた。

 

自分でも週の初めのシェアでこの単語が浮かんでシェアしたし、

去年度のスモールクラスティーチャーにも私のプレゼンスのことで話しかけられた、普段はあまりそういうことをしない人なのに。

 

なぜわざわざこのスクールに通っているのか?

 

自分の情熱を表現するのを押しとどめているものは何か?

 

自分がより「生きる」ためのリスクをとる勇気はあるのか?

 

「あなたは人生を取り戻しにきているのでしょう?

この問いへの答えは「Yes」か「No」のどちらかですよ。」

 

まだ答えは出ない。

 

 

 

 

好きにしてみな

昨日、

10時間の時差を越えて帰ってきたところで、

大きな出来事がいくつもあったスクーリングだったのでまだまだ情緒不安定で、

それでも、

私は練習をしたいと思ったから恒例の合奏練習会へ出かけました・・・家の者はたいそう驚いていたけど。

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アメリカで見たトナカイの角と赤いお鼻が付けてある車。

篳篥はリードの調整が間に合わなかったので、

今日は笙で。

ちょうど確認したいこともあったしね。

 

今回のスクーリングでは見事に、

「これを3枚もらったら退学」

という「ピンクスリップ」をもらいました。

 

まあ、いわゆる警告書やわ。

 

ちなみに日本校では「赤紙」って呼ばれてましたよ。

 

学年主任とスモールクラス担任との三者面談。

 

結局、

私が自分自身とコンタクトを取れていないことが指摘されていた。

 

「あなたはどうしたいの?」

「わざわざこの学校に来る、その理由につながる方法をもっと探求しなさい」

 

そういう話だった。

 

ちぇ・・・痛いとこ突いて来るよ、さすがだな。

 

「音楽をやっている時は自分の好きにできているのだろう?」

 

とも言われたけど、

それは違うよ、と思った。

 

私が演奏する時は必ず相手がある。

合奏相手だったり、儀式の進行役だったり。

 

合奏や儀式が破綻しないことは私の最優先事項なんだ。

 

だから、

決して好きにすることはない・・・それを受け止めてくれるほんのわずかな数人を除いては。

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「じゃあ、試しに好きに吹いて見たら?」

 

そう促されての合奏練習でした。

 

自分で選択する

 

当たり前のことなのだろうけれども、

今の私にはこれがとても難しいこと。

教科書のこと

 今年度から教科書が新しくなりました。
BBSHが出来てから35年以上が経過し、内容を見直す必要が出てきたために(おそらくここ数年かけて、少なくとも去年1年間)改定作業が進められていたようです。

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これが旧版の教科書。

新しい教科書は生徒ページからPDF形式でダウンロードするのが基本になっていますが、事務局、あるいはTeacherに言えば紙媒体のものももらえます(有料)。

 

今まで教科書は学年によって多少はあるもののおよそ$250でした。
ダウンロード版はいくらなのかはこれから確認しますが、
今までよりかは負担が少なくなると思います。

 

日本校があった時代の日本語版教科書がまだ事務局に残っているので、
英語が苦手で、でもBBSHに行きたいと思っている方はその教科書がなくならないうちに行った方がいいですよ~。

 

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日本語版。



旧版の教科書も在庫限りですのでなくなり次第終了。
却ってレアかな、と思って私は旧英語版教科書も買いました。
日本語版は無料でくれました(2017年10月時点)・・・よほど在庫をはきたいのか?
いずれにせよ英語が苦手な私にはありがたい話です。