つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

英語の問題

*英語の問題〜序〜*

BBSHの授業は全て英語で行われています。

 

BBSHはこれまで世界50ヶ国から生徒が集まり学んできました。

 

当然、

各々の言語環境は様々です。

 

今回は、

現状の言語環境とどれくらいの英語力が必要なのかを全く主観に基づいて書いていきます。

 

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 *言語環境*

2017年現在、

生徒の母国語でいちばん多いのは勿論、英語です。

その次がスペイン語です。

 

アメリカ合衆国以外の生徒の出身国は、

 

フランス

スウェーデン

スコットランド

トルコ

コロンビア

アルゼンチン

ブラジル

カナダ

日本

(順不同)

 

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*史上最低の英語力?*

年間7回の提出が義務づけられているDLM(Distance Learning Module)、

所謂、宿題も英語で書くことになります。

 

今年度の日本人学生5人のうち4人は英語でを使った読み書きと会話に支障はありません(私にはそう見えます)。

 

しかし、私はと言えば、

 

・留学どころか短期のホームステイもしたことがない

・それどころか、受験生時代は英語の成績がいちばん悪い

・海外旅行は3回だけ(中学生の頃のサイパン、大学生時代の香港とタイ)

・しかも最後の海外旅行は15年近く前のタイ

TOEICは多分300点くらいしかとれない(受けたことがない)

・職場は日本人ばかり

 

・・・こんな感じです。

 

ですから、

先生や同級生たちとの会話は大半が聞き取れていないと思います。

話の筋はわかる・・・程度。

単語を選びつつかなりゆっくり話してもらえばわかる、

そんな程度です。

 

私の英語力は学校史上最低だと思っています。

 

そうは言っても、

受験生時代以降、英語から全く離れていたわけではありませんでした。

 

収入を確保するために家庭教師をしていた時には需要の問題から英語を教えていました

・・・受験で苦労した分、つまづきやすいところや理解しにくいところが分かったので何が功を奏するか人生万事塞翁が馬です。

 

加えて、

BBSHJの閉校後にホメオパシーを学んでいたので英語、それも特に精神や感情、病気や人間の体にまつわる英単語との接点は保たれていました。

日本語に翻訳された信頼できるホメオパシーの文献はとても数が少ないことと、

症例をとるようになるとどうしても英語で書かれたマテリアメディカ(薬効書)とレパートリー(症例逆引き辞書)を手にすることになりますので。

 

非常に時間がかかるものの、

なんとか英文を読むことはできます。

 

書く方もなんとか文章を構成することができます。

 

 *コミュニケーションとは*

 復学が決まってから1年ほど、

試行錯誤しながら聞き取りと会話の勉強はしていたものの、

いざ現場に行くとほとんど聞き取れません。

今でもほとんど聞き取れていないと思います。

 

でも、

不思議なことに何を話しているかは分かるのです。

 

スキルの説明もほぼ1回の説明で理解できているようです。

この点は慎重に先生に確認しに行っているので間違いありません。

 

編入の学生であることと英語が苦手であることの自覚はあったので、

必死で同級生や他の学年の生徒ともコミュニケーションをとるようにつとめました。

 

元々はあまり人付き合いが好きな方ではないので、

イノシシになったような心持ちで突進していました。

 

おかげで、

 

「Class1(1回目のスクーリング)初日で馴染んでいる」

 

と上級生に言われました。

 

*何が起きていたのか?*

今思い返すと、

 

「言葉以外で伝わるものがあって、それを受け取っている」

 

これに尽きると考えています。

 

言い換えれば、

エネルギー的なやりとりをしている。

 

特に、

スクールで大切な部分である「プロセスワーク」のときは、

言葉で話される内容の理解以上に「感じる」ことで自分の中に共振が引き起される場面が多かったです。

内容を理解する前に涙が勝手に流れていたり、

痛みを体で感じたりしていました。

 

英語が堪能であることに越したことはありません。

 

でも、

英語が堪能だからコミュニケーション(スクールではコンタクトと言ったりします)がとれるというわけではないようです。

 

近いうちにこのカテゴリで最低限の英語力・BBSH版(仮)を書きたいと思います。