つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

奥1

まずは、

出発当初はまったく予定になかった「花の窟神社」から。

 

今日の旅の目的地を決めかねている時に読んだ加門七海さんの『うわさの神仏』にぽろっと出てきた。

だからおぼえていたんだな。

 

鳥居を越えて奥に進むと巨大な岩。

 

これがご神体なのだそうで。

 

通常、

ご神体は目に触れないところにある。

 

でもここは目に触れるどころか、手で触れる。

 

おそらく写真もOKだろう。

 

しかし、ご神体ということで気が引けて写真をとらなかったし触らなかった。

 

とにかく圧倒される大きさ。

 

これは外の鳥居。

 

この日の目的地は3つ。

 

一カ所めは玉置神社。

メーンの御祭神は国之常立神さま。

 

二カ所めは天河大弁才天社。

メーンの御祭神は市杵島姫命さま。

 

三カ所めは石上神宮

メーンの御祭神は布都御魂大神、布留御魂大神、布都斯魂大神さま。

 

玉置神社は

土に関わる仕事、

不動産関係の仕事をする方はお参りするといい、と教えていただきました。

 

所在地は奈良県十津川村

 

「奈良か~」

と甘い考えの私はざっくりルートを調べて顔面蒼白。

 

亀山JCSから5時間半超え!?

 

「やめやめ」

 

と一時は思ったもののどうも気になる。

 

もう一回、

いつも使う経路探索を使うと、自宅から4時間50分くらい。

 

家を6時に出て11時着。

それから2時間半くらいかかって天川に行っても神社時間ギリギリでお参りできそう。

 

そこへ、

ふっと読んだ本(上記『うわさの神仏』)に登場するわ、

お世話になっている方が出かける予定にしているという話をSNSで目にするわ。

 

わかりましたよ!

お参りさせていただきますとも!!

 

と、

6時30分出発(桑名IC)で東名阪を尾鷲まで。

そこから国道を走って神社の看板を発見。

 

そこからが長かった・・・

延々と山道を登る。

車がすれ違えないくらいの、

落石がごろごろしている、

一応、舗装されている道路を。

 

40分くらいくねくねくねくね。

 

雨が降りそうなお天気だったのでとっくに地上にたれ込めた雲の上。

 

駐車場でおりて、

鳥居をぐぐると、

ここからさらに徒歩で10~20分ほど。

 

こんな幻想的な景色でした。

意外にも雨は降っていません。

風が吹くと葉にたまった雨が落ちてくる。

神代杉。

樹齢1200年を超えると樹は「神代」と冠がつく、と元材木屋さんに教えてもらいました。

杉・・・にしては表面がごつごつしていますね。

ちょっと山伏さんを思い出すお姿です。

 

こちらが拝殿。

手前の鳥居の前にはまだ茅の輪がありました。

 

気候のせいか建物の材木がしっとりしています。

鳥居や石段もしっとり。 これからの日本のことを思いつつ参拝。

帰宅後に天皇陛下生前退位に関するニュースがあり色々考えてしまいました。

玉置神社の「弓神楽」の歌詞が素敵でした。

節がついているなら聞いてみたいな。

 

しかし、

何故「弓」なのだろう?

 

鳴弓とは魔を払うためのもの。

 

大峯奥駈道の拠点で熊野の奥宮だとか。

 

何故、破邪の弓?