8月がお休みでしたので久々の合奏練習会の日でした。
龍笛さんのお弟子さん参加の予定でしたが、
急な事情によりいつものメンバー構成です。
久しぶりだから何を吹いてもいいよね、
なんて言いながら雙調を攻める。
颯踏、賀殿急、武徳楽、北庭楽、陵王、鳥急、酒胡子、胡飲酒破
吹いてから発見、
雙調の北庭楽は合奏したことがなかった。
でもなんとなく吹けるようになっているのは練習を続けさせてもらえているおかげやねえ。
雙調の北庭楽はオリジナルの壱越調のに面白さの点で劣るけれども、
なかなかマニアックなところもあって楽しかったです。
それに比べて、
酒胡子のつまらんことったら・・・。
「え?今、離れたよね?これで合っているの・・・!合ってる!!」
そういう不思議なやりとりが邦楽の醍醐味なんですよ。
合っていないようで合っている。
西洋音楽でもそれほどかっちりはしていないようですが(バッハでさえ!)、
この邦楽のファジー(死語)さには勝るまい。
でも、だからこそ、こういうかっこいいことができるのかも・・・
これ、格好良すぎ・・・。
常磐津は習ったことがないけど、
地歌三味線もこうやって微動だにせず弾くの。
ツボを目視で確認しながら弾くのは野暮・・・下手っぴ。
目で確認できるならだれでもそこそこの音はだせるもん。
三味線に限らず、
雅楽を含む邦楽は基本、無駄に身体を揺すって弾くことはないの。
(呼吸をするときはその範囲で動くけどね。)
でもちゃんとノッている。
動いていなくても空気でノリがわかる。
それが日本=構造体第5レベルの国の音楽。
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午前中にお茶の先生のお家の簾戸を障子に入れ替えて、
その足でいつもの合奏会場に向かいました。
昨夜からの雨で建具が湿気を含んでしまい苦労したところもありましたが、
急遽、召還された母の従兄弟に手伝ってもらって完遂。
「仕事は大勢でせぇ、美味いものは小勢で食え」
とは亡き祖母の格言の1つ。
まさに、そういう作業。
ちょっと脱水気味ですわ。
大汗をかいたときには麦味散+ポカリ水が一番いいです。
ミネラルウォーターや還元水より吸収がよいです。