和楽器もろもろを演奏しますが、
普段に楽しみのためにそれら楽器で演奏された音楽をきくことはほとんどありません。
資料として聴くことはありますけどね〜。
ヒーリングセッションのときは、
スクールで販売されているハープの音楽を流しています。
マジョリーというプロのハープ奏者が即興で演奏したものを収録したCDです。
(編入試験を受ける会場の写真。先生がいない隙をねらって記念撮影)
不思議なことに、
Class1の間じゅう、部屋に帰るとすぐにiPodに入れてある邦楽ばかり流していました。
聴いている、というよりも、
その音で空間を満たしている感じです。
邦楽、てのは日本のポップスとかではなくて、
筝、三絃、17絃、尺八の曲とか、雅楽の神楽とか管絃。
言葉が入るときつく感じたので好きなはずの箏曲三絃の古曲は受け付けず。
水川寿也さんのアルバム「Blue Legend」のリピート。
なかでもAxis、Izumiはヘビーローテーション。
雅楽の舞楽はノリがよくて好きなのですが、
自室ではゆっくりしたくて管絃のほうが落ち着きました。
神楽の「庭火」は6年前からの鉄板曲。
これはヒーリング中にも使いたい。
吉松隆さんの「星夢の舞」も久しぶりに聴いて、
NHK大河ドラマ「平清盛」の音楽を担当されたいたことを知りました。
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雅楽や箏曲三絃はもともと指揮者がいません。
開始の合図をする奏者はいますが、
その人が曲の最初から最後まで演奏を指揮することはありません。
事前の申し合わせと、
その場の雰囲気を読んで緩急をつけます。
でも、
演奏が破綻することはありません。
これは日本の構造的性質の強さを説明する良い例だと思います。
「日本の伝統音楽では指揮者がいないんですよ」と上級生のミュージシャンに話したら、ものすごく驚いていました。
誰かが指示しなくても、
場の空気を読んで、
構成できる。
日本人(その厳密な定義はさておき、です)は構造レベル(特に3チャクラに対応する第3レベル、5チャクラに対応する第5レベル)が得意 です。
日本にいる時は気づきませんでしたが、
いったんアメリカに渡って10日ほどを過ごして日本に戻ってくると、
いかに日本のエネルギーの構造性が強いかよくわかりました。
そして、
その構造性が自分にとって大変快適であるということも。
ふわーん、とした非構造性も新鮮で、
かつ自分にとっては必要な要素でしたが、
やはり落ち着くのはthe very Japanな構造性のようです。
太鼓や17絃は第1レベルの架け橋になり、
筝や三絃は第3レベルの象徴。
笙邦楽楽器のなかで非構造な音を作り出す一方で構造を志向する不思議な楽器で、耳にするぶんには6レベル〜7レベル。
そうやって自分に身近な音をレベルにあてはめてみて楽しんでいます。