過去の経験から、コラボってご提案には身構えます。
そりゃあ、さ、
筝をドレミ調絃にするのは簡単よ。
三絃も洋楽をおっかけるのには筝よりもやりやすいし。
それならピアノで弾けばいいじゃん、って思う。
「おこと」や「しゃみせん」の音を聞いてもらうために、
とか言われても響かなかった。
何より、
弾いているときの自分と楽器の乖離が甚だしくて悲しかった。
かと言って、
「こっちにあわせなさいよ!」
と、こっちのセオリーを異分野にごり押しするつもりはさらさらないので、
コラボには消極的でした。
友人の結婚式で民謡三味線とコラボしたときは楽しかった。
対等にやりあったからね〜。
本番も完璧に近い合奏だった。
さて、
先日いただいたコラボのお話は舞踊とのコラボ。
おそるおそる、その舞踊と相性が良さそうな曲をさぐるっていると、
逆にこっちをとても尊重してくれる様子。
そうなると、
こっちも色々アイデアが浮かぶな〜。
こういうのが創造のプロセスってやつかな。