つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

DとG

「壱越調から双調に転調した曲を同時に演奏するとどうなりますか?」

 

笙の先生に尋ねたことがあります。

 

所謂、「お琴」の最も基本的な調絃では、

規準になる音を1つもらって、

そこから音同士の距離と和音の響きで残りの12の絃の音を決めます。

 

私の所属会では、

その規準になる音がDかG。

 

Dのつぎに決めるのはGの音。

これは感覚でおぼえる距離で、

「ツ、トーン」

と歌ってとります。

 

 

だから、

DとGって相性がいいものなのではないか?と思ったのです。

 

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恒例の合奏練習は5月、ということで雙調。

 

颯踏、賀殿急、武徳楽、北庭楽、陵王、鳥急、酒胡子、胡飲酒破

 

雙調はGの音がたくさん入ることで明るい感じになるな〜、

といつも思うのですが、

人によっては暗い印象なのだそうで。

 

むしろ暗く感じる人が多数派だから私の周辺の天理教の方がこの調子を年祭に使っておられるのかしら?

そして、

地歌が陰音階メインでそれに慣れきっているから私は雙調を明るく感じ、

盤渉調は平常運転な印象をうけるのかしら?