つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

遠の朝廷2

武雄神社の次はお昼ご飯を挟んでこちら↓
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「観音力カード」の作画担当の作家さんのギャラリーにお邪魔しました。

 

有田焼の技法を独自に進化させた陶彩画で描かれた仏様、神様、聖なる動物、お花たち。

 

美しい、

ただただ、美しい。

 

技術もモチーフも完璧。

 

それは間違いのないことなんだけれども、

いつもいろんな作家さんの作品に触れた時の「be excited」とはちょっと違う感覚。

 

個人的には絵画には作家の「病」が表現されていてほしいのね。

その人固有の、唯一無二の「病」が見たい。

 

そして己の「病」を作品として昇華できるならそれは最上の幸せだと思うの。

 

本来は見えないその人の「病」を可視化できる才能と努力がなせる技に痺れる。

 

人の「病」とは人ゆえの不完全さを表現したもの。

 

私はその人間の人間たる不完全さを目撃したい・・・これはホメオパシーを勉強している時と同じ感覚。

 

だから、仏様とか神様とか龍とかの綺麗な作品は変態な私には美しすぎたのです。

 

様々な神様や仏様が印刷されたミュージアムグッズを前に、

「どれが気になる?」と尋ねられた時、

その中には私が親近感をおぼえるものがないことに気づいた。

 

ギャラリーで一番わたしの目を引いたのは、

抽象画のような陶板でした。

 

へそまがりだね〜。

 

さてさて、

私は私の「病」をモロ出しにするために石垣を取材する。

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 これは武雄神社の石垣。

いい石でした。

 

次に連れて行ってもらったのは水天宮。

平家の匂いの強い神社。

平家にシンパシーを感じるわたしには大好物な創建由来。


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水の神様が向かって左手奥にお祀りされています。

 

ご神域にはたくさんの椿の木が植えられていて椿好きのわたしは品種の書かれた札にいちいち興奮しました。


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 この日最後の神社は高良神社。

山を少し登ったところにあるので市街地を一望できます。

ただいま改築中でした。

 

立派な楼門と拝殿ができるようですよ。