10年以上前に、
名古屋ボストン美術館のミュージアムショップで見かけて欲しくなり買ったものです。
いまでも扱っているかどうかはわかりません。
当時は毎週、稽古で松栄堂に行っていたのに、
名古屋で買ってしまったという奇妙な品。
中には塗香が入っていますよ。
先日、
休憩中にテレビを見ていて、歌手の方がご愛用の品として紹介しておられました。
その歌手の方は、もうお亡くなりになった俳優さんから塗香を教えていただいたのだそう。
その俳優さんの塗香の使用目的が、
「寺社をお参りするときに、よくないものをひっつけてこないようにするため」
だったとお話しになっていて、
これもお祓い道具だった、と思い出しました。
お寺にお参りするときや写経の前に身を清めるために使います。
ひとつまみを手のひらでこすって温め、
手首につけたりフィールドを撫でたりします。
長谷寺の観音様特別拝観のときに入り口で塗香を用意してくださっていました。
この香りが控えめでバランスが良く感じられたのでお土産に買いました。
職場の方にも差し上げちゃいました。
パーツが何かの角でできています。
中央のブツブツ部分は神経の痕?
お祓い道具にもなるなら積極的に取り入れてみよう、というところです。