「お互いをよく知るためにケースのプレゼンをしてみませんか?」
という「招待状」が届きました、その後、の話です。
BBSHのスクーリングでは毎回1授業が生徒によるケースのプレゼンに充てられます。
Year1からそれは始まり、
年間7回提出が義務付けられているレポートの作成にあたって自分が行ったヒーリングについて先生とスモールクラス(各学年を10人ほどのグループに分けたもの)のメンバーの前でプレゼンします。
事前に自分が申し出るパターン、
その場で挙手して発表の場に立つパターンは今まで目撃して来ましたが、
今回初めて「招待状が届くパターン」があることを知りました。
日本人が多かった日本校のケースプレゼンとは違って、
こちらではバンバンみんなが発表の場に出る出る。
それに気圧され昨年度は1度もケースプレゼンをしないで終わりました・・・いや、日本校でのYear1の時も、挙手はしたけど結局は時間切れでプレゼンまで至らなかったので、入校以来一度もケースプレゼンをしていないことになります。
ケースプレゼン、と言っても単にヒーリングの前と後のクライアントさんの様子の違いを述べたり、
不調箇所とその要因、
その要因に対してどのようなスキルで対応したかを述べるだけでは終わりません。
むしろ、
それをしないことが多いくらいで。
では何をするかというと、
クライアントさんを前にした時の自分の状態を尋ねられ、
そこにある自分の隠れていた問題を明らかにする、
という流れがほとんどです。
ざっくり、こういう感じではあるのですが、
その流れは予想不可能で様々な形があります。
一言、言えるのは、
「先生、痛っいところついてくるわ~」
ってこと。
私の場合、
スクール共通言語の英語に堪能ではなく、
しかも「超」がつく日本人なので、
先生や同級生たちも今ひとつ、私がどういう人間かわかりにくいところがあったと思います(今でもそうだと思うし)。
だからこそ、「招待状」が届いた、と思っていますが、
それ以上にこの招待状が来た時、
「先生、痛っいところついてくるわ~。」
というのが私の素直な反応。
ケースの内容に問題(もちろん、私の側の)が満載でしたからね。
それに加えて、
私は各学年この1回目のスクーリングで取り扱う性格構造(キャラクトロロジー)・スキツォイド型性格構造がとても強い(らしい)のと、
第5レベル的であると言われる日本人が、第5レベル以上を扱い始める学年の初っ端に発表の機会を与えられる状況に、「これは何かある」と思わずにはいられませんでした。
前日に先生が個人面談をセッティングしてくれて、
そこで意思の確認。
スモールクラスの先生と学年主任を前に、
「ええ、致しますとも!
HSP(ハイセンスパーセプション・超感覚的知覚)を使ってプレゼンに必要な単語を書き出しますわ!」
と、宣言。
しかし、
当日はいきなり「この人が今日の発表者です!」
って感じになるのではなく、
まず他の生徒に発表の意思があるか確認があってから、という流れのなで最初は挙手のタイミングを逃しました。
危うく発表し損ねるところでしたよ・・・そう、ここはアメリカ。
あらかじめ話し合って決まっていたとしてもそれは別の話で、
普段以上に自分から手を伸ばして取りに行かなければならない場所なのでした。
ケース発表とその展開もさることながら、
ケースのプレゼンは準備段階から全て自分の「プロセス」に関わっていると、少し理解できました。
「自分から手を伸ばす」
これが出発直前に発見されたテーマでしたから。