笙は基本的には2年に1回の「洗い替え」が必要な楽器です。
どういう作業をするのかは詳しくは知りません。
聞きかじるに「細かい星の住人」の大好物な内容で、自制しています・・・これ以上、趣味を増やしてはならぬ、と。
とにかく、洗い替えをしないと笙はウンともスンとも言わなくなります。
私の持ち管は今年が洗い替えYearで、
吹く機会がぐっと減るこの8月に無理をお願いして師匠に洗い替えをしてもらいました。
邪道にも笙と篳篥の2管持ちな私は、
どうしても篳篥パートでの出番が多いです。
笙って、ぱっと見は入りやすい楽器らしいのですが、
いざ始めると、
楽器の単価は高い
洗い替えしなきゃならない
演奏前後の炙りは必須(依って事前に準備してもらっている等の申し合わせがある場合以外は電コンを携帯する必要があり、荷物が多い。事前の申し合わせがあっても現場に行くとそうではなかった、って惨事も経験した者としては、余程のことがなければ常に電コン携帯!)
神楽が入る時は歌わなきゃならない
そんなんで、結構、やっかいなパートなのであります。
幸い、私は地歌キャリアが先にあったので歌うこと自体に苦労はなかったです。
そうそう、音程云々よりも音量(男性に比べて少ない)の問題を指摘されたことはありましたが、
そんな、一回死ななきゃどうにもならないことでどうこう言われてもねえ・・・。
先日の恒例合奏練習会は洗い上がりたての笙を試し吹き。
これでまた2年、頑張ってもらえます。
こちらは合奏練習会の帰りに道の駅で買ってきた蓮。
うまく開くかな。