アメリカ合衆国フロリダ州認定の単科大学の学生だった、と言うと、
英語が堪能と思われることがほとんどなのですが、
全然。
それどころか、BBSHの復学=初・北米大陸上陸です。
それまでに出かけたことがある地域は、
中学生のころにサイパン
学生時代に中国に返還前の香港
卒業旅行のタイ
サイパンと香港旅行には英語の堪能な同行者か日本語の話せる現地の人が同行してくれました。
タイ旅行はツアー。
よって、全く旅慣れていないです。
旅慣れていなさすぎて、BBSH復学時の状態で単独北米入りすることの危険さというか無鉄砲さに周りの人たちがドン引きしていました。
私自身は「そこ」に行くしかないのなら仕方ない、くらいの感じだったのですが。
BBSHの学生は世界中から集まってくるので、
皆が母国語を英語としているわけではなく、
共通語が英語なのだと思います。
ただし、本校はフロリダ開催なのでどうしても英語が先行します。
同級生たちは親切なので私でもわかるように単語を選んで話してくれていましたが、
心理プロセスが激しく進むときには彼らも心身ともにぎりぎりな状態になるので、
私がわかるような英語を推測して話すのがしんどかったみたいです。
そりゃそうだ。
日本人がわかる単語なんて、
ネイティブの彼らに推し量ることができようはずもない・・・言語を専門にしているのでなければ。
卒業要件として仕上げたProjectは、書き始めた頃でこそ、プロに翻訳をお願いしようかと考えていましたが、
結局、Google 先生のお力を借りまして独力で仕上げました・・・もちろん、Google先生の便宜をはかるべく、英語にしやすい日本語をアプリに打ち込むように努めつつ。
卒業直前に発覚したのですが、
同じアメリカ人でも、自分の住む地域と大きく異なる話し方をされると何を言っているかわからないのだそう・・・みんなツーカーだと思ってたよ。
さらに、
スコットランド出身の同級生の話す英語は75パーセントわからない、とか言ってる・・・それって私とかわらんやんか。
私の英語のベースは受験英語です。
受験英語がゴールとすれば、「使えない英語」のレッテルを獲得するでしょうが、
受験英語を身につけることは非常に効率良い英語力獲得方法です。
それをベースに積み上げるのです。
受験関連の書籍は様々なレベルに合わせた、
色々な見方からの解説と演習に関する本が、
比較的安価で出版されています。
これを使わない手はありませんよ。
中学校で習うレベルの英語(とはいえ、とても大切なところですが)が理解できるなら、
文法書を1冊
長文精読問題集を1冊
文法演習の問題集を1冊
構文集を1冊
英和辞書を1冊
ネットでレビューを参考にするなり、
実際に書店で手にしてみるなりして、
好みのものを用意したらスタートには十分です。
後々のことを考えると、辞書は電子辞書が良いかもしれません。
構文集に出てくる構文は暗記できるといいですね。
私の好きな格言は、
英作文は英借文
です。
骨組みをざっくりインプットしてあとは必要な単語を当てはめていく。
それの繰り返しです。
BBSHに入ってしまえば、生の英語が教材になります。
英語がネックになってBBSHをためらっている方の後押しになればいいな、と考えています。