立て続けに見た不思議な夢の話、その②です。
その①はこちら↓
その晩はスクールの課題の一つの「横になって行う瞑想」を終えてから眠ったので、
夢なのかその瞑想の延長なのかは区別がつきません。
その瞑想では眠ってしまわないように体とのコンタクトを意識して行うように指示されていました。
自分の体の各所をトラックし、気になった部分で皮膚→皮下組織→その箇所にある内臓→内臓を構成する細胞→細胞の核→核のなか・・・と順を追って細部に入って行きました。
その後に見た夢です。
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私は自分が薄暗い、大きな建物の中にいることに気づきます。
どこの国のものとも言えない、
とてもシンプルな石造りの空間です。
柱のようなものはまったく見当たらないのに重厚な石でできたドーム状の屋根は維持されています。
広い廊下を歩いていると人の気配がします。
人の気配の先には部屋がありました。
部屋の中には男性一人と女性が一人います。
男性はこちらに背を向けた状態で座っていて、私の方からは顔が見えません。
一方、女性の顔ははっきりと見ることができます。
白っぽい和装です。
今のような着物の形ではなく、戦国時代の武家の女性のような格好です。
小袖の上になにかを羽織ったような。
髪型は垂髪に近い状態で長く垂らしています。
細面で切れ長の目、薄い唇をしています。
年齢不詳です。
目があった時に、
「この人は私だ」
とわかりました。
違う次元で生きている何人かいる私のうちの一人のようです。
向こうはそのことを随分前から知っていたようでした。
彼女は私の存在を知っていたけれども私が彼女に気づかなかったので、
「いつ気づくんかな〜、この人」
と思っていたのだと。
ここで夢は終わりました。
一緒にいた男性は、髭面だった、ということしかわかりませんでした。
服装は古墳時代のようでした。