つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

チリ(仮名)

職場は定休日。

風邪の余韻の咳がひどいが、体調はまあまあなので久々にお茶の稽古に出かける。

茶道が好きなのではなく、先生が好きなのでときどき稽古に行く。

ときどきでもいい、と勝手を許してくれている。

今日は炉開き。

お食事省略ではあったけれども順番通りに、

ふくべでお炭、茶壺飾り、濃茶、薄茶。

茶席で茶壺がごろんと転がるというなかなかシュールな茶壺飾りの光景にはなかなか慣れない。

帰ってから少し練習するも、

風邪の影響で声が思うように出ず、

ちょっとヘリウム飲んで歌っちゃったみたいになったので、そこそこでやめる。

お客さんのグループ展と個展を回って、

そのあとには念願の作業にとりかかった。

↓これ、完成品。

唐辛子。

合奏練習の相手をしてもらっている人が作る唐辛子は香りが良くて、しっかり辛い。

いままでは挽いたのをもらっていたけど、

お忙しいということで、鷹の爪状態で唐辛子をもらって来て自分で挽くことにした。

専用に安価なミルサーを用意し、

ご助言に従い、

マスク(これは風邪のせいもあってわざわざつける必要はなかった)、ゴム手袋を着用。

風の無い日に戸外で作業をするのが周囲の人の安全のためによい、ということで、今日。

まず、ミルサーで挽き、

粗い目のざるでこす。

これを何回か繰り返して完成。

作業中、一瞬、家の人が近づいて来たが、すぐにどこかへ行ってしまった。

着ていた服にも細かい粒子がついているらしく、

近づくヒトはくしゃみをしている。

なんとか2瓶つくって、1瓶は弟にあげる。

弟はこれを携帯するくらい愛しているのだ。

唐辛子をつくった人の名前(「Yさん」)で、この唐辛子を呼んでいる我々。

「『Yさん』、とって」「『Yさん』持って来たで!」などのように使う。

普通に売っている唐辛子とは比べ物にならないほど美味しいから。