三重県人っていうと、暖かい地方のヒト、みたいな印象を受けるらしいが、
北勢地方はけっこう雪が降るよ。
名古屋より降るね。
かつて住んでいた京都なんかより、確実に雪の頻度は高い。
天気予報がいくら気温が何度など、
気圧配置がどうだの言っても、
雪が降るぞ、って言う空や空気の感じまでは表現しきれていない。
さんざ、雪だと言われても
「この感じでゃ降らないね」
というときもあるし
「天気予報ではあまり大きく取り上げられていないけど、これは降るね」
というときもある。
今日のように、
密度の高い雲があつく西の山にかかり、
電線をびょうびょう鳴らす風がひっきりなしに吹いて、
実測よりも体感の方が格段に低い気温であるときは、雪の確率が高い。
この風が吹くかどうかってのが、自分の育った地方では重要な降雪の判断基準だな。
外は寒くても、おひさんの差し込む縁側はあたたかい。
それをよく知っている犬子は縁側お昼ねをリクエスト。
黒いからすぐにあたたかくなるね。
午後からの仕事の日だったので、
そろそろ準備に行くね、というと身体をはったバリケードを作る・・・。
とても眠くて、ぶっさいくな顔になってる。
午後の結婚式の仕事のあと、一人が稽古に来る予定だったけど、来ない・・・
結局忘れていたらしい。
最低、年に1回はすっぽかされるなあ。
待っていた時間の間、『杣山』の替手を練習したり『新玉かずら』を練習したり、『虫の武蔵野』の筝で歌ってみたりでいろいろできたから、まあいいか。
それに、慣れない、エアコンががんがんかかった中に長時間いたので喉がかわいて、ビールがんまい!