先々週の続き。
左側の明暗をつけて、
気分転換にと、作品のモデルとなった石壁に伝っていた草を描き込んでみると・・・
瓦解。
完全に全体の調子を狂わせている。
これで終わりではないのだが、
それにしてもひどい。
素人にはこういう事件が頻発するのだ。
いままでにも小さいのは何回もあって、
そのたびに修正してきたが、今回のは笑いさえ漏れるひどさだ。
今後の展開によっては消去の可能性あり・・・いや、今すぐにでも消したい。
絵の具が乾いていなかったので今日はそのままにして帰って来た。
右側もまだ真ん中付近との断絶があるのでなんとかしないとねえ。
今日は半日は久しぶりにマテリアメディカを読み、
もう半分は家の仕事を手伝っていた。
去年から参加のこの社会的年中行事。
システムもあまり分からないまま、
てか、実は自分のをやんなきゃいけないんじゃ?
という疑問を残しつつ、
なかなかあがってこない資料をなんとかぶんどり、
そこはこだわらなくっていいです、という部分にやけにこだわる父を遠巻きに眺めて作業に従事する。
こういう身内でやる事務作業って、感情反応が先走りすぎてかえってややこしくなる傾向があるから(観察結果)、
極限まで黙っている・・・いや、極限を越えても黙っている。
そのうえで、ときどきやさしくする・・・ちょっとしたことだ。
先人のやりかたに逆らわない・・・先人に頼らなければならないあいだは。
今のところ、
世間的な金銭感覚にうとい自分と、
そこは充分にトレーニングされているが、その他に問題が少々(控えめ)にある父との作業は、
まあまあ円滑に進んでいるようにみえる。
向こう(父)もずいぶん我慢しているんだろうよ。
ときどき、「こんなの知っていて当たり前」的に用語を空中放置されるが、
そういうものが手軽に調べることができる有り難い時代・・・スマホ必須なんだよ。
さて、
主に笙を吹く自分は、
神社の祭典での式次第のなかで「はじめ」「やめ」の合図をすることはほとんどない。
でも、笙含む、の急遽二管だての事態に陥り、
しかも相手がその場に自分よりも慣れていない人だったら・・・
という状況の可能性がなきにしもあらずと思い知ったので、
今年はなるべく「自分が合図係でも大丈夫に準備する」が目標。
10年来の楽譜&式次第用書類ケースはさすがに老化が激しい。
かつて吹かせてもらった神社の祭典の式次第も含めてメモを整理していると、
楽譜と式次第を一緒に収納できるモノを発見した↓
ほぼ日のカズン・ジッパーズ。
楽譜、式次第、楽譜押さえ、筆記用具を効率よく収めることが出来た。
楽譜は合奏仲間のヒトに好きな布を渡して表紙などをつけ直してもらった。
リバティーの端切れでおねがいした。
柄のなかに尾っぽが派手に長い鳥がいたので、これを「鳳凰」と比定し、
笙こと鳳笙の楽譜の表紙にしてもらったよ。
あと篳篥の楽譜もお願いしたいのだが、なかなか好みのテキスタイルに出会えないので、放置。
いろいろ工夫はしてますって!