この7月締め切り作品のためのおためし中。
7月末締め切り(多分・・・)の作品はテーマが「水」。
ここ数年は大きな作品で石を描いてきて、
じゃあ、「石+水」?
・・・単純な私。
7月末締め切りのサイズ上限はF6。
うまくいけばこれを出そう、という魂胆からF6に描き始める。
デッサンもなにもなく、先生からは「感じ」を画面にのせていくように言われる。
茶色はあまり使いたくないのに、どうしても画面の主な色になってしまう。
無意識の癖らしい。
乾くのを待つ間にもうひとつのパターンを。
紙にオイルパステルで描いて、その上から水彩絵の具を塗る。
ちょっとよくわからない画面になっているぞ。
昨日できた作品を出すか否かはまだ決まっていないけれども、
額はつけなきゃなるまい、とやや職権乱用ぎみに棹見本を眺める。
いっぺん油縁をイチからオーダーしてみたいと思っていたので、
朝から接客の合間をぬって足し算引き算。
最終的に価格を出したら、とんでもないことになりそうだったので妄想で終わった。
自分が思うのと他人が思うのとでは全く感想がちがって、
オイルパステルを使った作品のほうが面白いと言われる。
比較的うまくいった部分のみをトリミングして額に入れようかと持っていたけれども、
そのままのほうがいい、と同僚様が言ってくださったのでそのままにしておいた。
演奏会もそう。
自分らでは「いまいちやな~」とか「あそことかあそことか、まずかったよな~」とか思っているのに、
聞いている方からは予想以上の評価をもらったり。
この間の演奏会も、そう。
高ツボが多くて、筝と三絃があってるかあってないかの微妙な展開を維持しつつ、
ちょいまったり気味で終わったな~、私個人のことでいえば、歌を伸ばしたらあかんところでのばしちゃったな~最後も飛び出してしまったな~とか反省だらけだったのに「あの曲がよくそろっていてよかった」と色々なヒトに言われた・・・客演の先生にも。
わからないものだな~、と思う。