2年に1回(先生は冗談ぽく「ビエンナーレ」という)の絵画教室の生徒展の会場。
これは小学生、中学生のコーナー。
勿論、大人の生徒も出品している。
今回は搬入も搬出も当番もあまり手伝えなかった。
当番は半日入っただけ。
しかし、不思議なことがおきて、今回出品している自分の作品が人手にわたることになった。
身に余る話、とはこのことである。
価格や手続きなどはプロ作家である先生に任せた。
私の専門分野である額装はできるかぎりのことをする。
仮縁に入れ子とアクリルをつけるか、
シンプルな本縁に入れるかはまだ迷っている。
あまりにもあっさり作品を手放すと言った私に周囲は少し驚いていたようだった。
絵画の作品は出品したり人目に触れた時点で過去のもの、という感じがしてしまう。
私の場合、資料としての記録を残すためのものでなければ自分の自分の演奏が残ることはないよ。
作品としての演奏は手元に残らないのがほとんど。
そういう状態でずっときているから、形になって目の前に残っている作品に慣れていないのかもしれない。
教室展とW搬入をした公募展の結果も届いた。
なんとか入選。
招待券、割引券、本人用パスが届いた。