つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

こんでーる先生

9月6日までの、

三菱1号館美術館「画鬼・暁斎」。

暁斎の弟子でもあった明治の「お抱え外国人」ジョサイア・コンドルの作品も出るという・・・三菱さんやしね、期待の方が大きいよ。

コンドル作品には個人的になじみが深く、

河鍋暁斎は妖怪画の方面から好きになり、

二者が交わるこの展示は垂涎もの。

人出が多そうと予測し、開館時間入りをめざし、出発。

昨日までは台風の影響を心配し、延期しようかと思ったが大丈夫そう、と判断し強行。

ちょうど横浜で絵の先生の個展(企画展)もあって、

そっちもあわせてみるなら今日しかない。

意外と、引いて撮りにくい三菱一号館

内装も素敵。

しかし、撮影していいのか判断しかねて撮らず。

加えて、あまりにも関東地方の涼しさに体調が急変し、

みるので精一杯だったのだ。

東京駅からすぐ近く。

中途半端な写真・・・どまんなかで撮る勇気がなかった。

オリジナルグッズも楽しみのひとつ。

暁斎日記からとったおちょこ。

10種類くらいあった。

「コンデール」のは必須よ。

酒の妖怪。

うん、でもこのお猪口は酒の妖怪に取り憑かれた人間には小さすぎる。

一瞬、全種類買っちゃおうかと思ったものの、

容量が小さすぎるのでやめた。

ふざけた

はちゃけた感じの作品が思っていたより少なかった。

コンドルの作品も見たことがあるものばかりだった。

あの建物で観るから値打ちがあるのかもね。

掛け軸って、お床に掛けた状態を想定して描いているのではないかな?

確かに、ああやって(かなり下におろした状態)展示してもらうとよく見えるから有り難い。

ただ描き手の目線の設定と実際に観る側の目線に齟齬はなかろうか、と。

さて、横浜。

今まで関東地方に興味がなかったので、

特別に用事がなければあえて出かる場所ではなかった。

おとなり愛知県でも知立くらいだともう、東国。

ましてや、富士川を越えると空気が「東」。

いいわるいではなく、なじみが無くて自然と体が警戒しちゃう。

異国にいる気分なんだよ。

だから、用事がそこであるから出かけるでかであって、

そこを求めて出かけることはなかった。

今回もそうで、結局、目的地以外を下調べすることなく出かけたので、さっさと次の目的地へ。

先生の個展がある会場の最寄り駅「関内」に着き、

看板をみていると・・・ここって、the 横浜な場所の最寄り駅なのね。

赤煉瓦倉庫、

伊勢佐木、

山下公園

横浜球場(?)

いや、そもそも「関内」の地名こそ、横浜開港時に因む名称らしい。

伊勢佐木の商店街をぶらぶらしていると、

先生と遭遇。

そのまま一緒に画廊へ。

間もなく、先生の後輩の名古屋方面の作家さん登場・・・もう、ここがどこだか。

横浜美術館での展示もすすめられたけれども、

スマホに入ってくる地元の気象情報がおだやかでなく、

早めに帰ることにした。

まだ体力は残っていたから近くの中華街やらその展示やらもみたかったな。

ま、それはまたの機会に。