ここんところもうしばらく小説を読んでいません。
(漫画は読む。)
小説を読むよりもずっと面白い本があるからです。
ホメオパシーのマテリアメディカ。
勝手に別称・病気図鑑。
薬効書です。
色々な物質を健康な男女のグループに摂ってもらい、
どんな症状が現れるか記録したものです。
数年の追跡期間を経て、ようやく物質はレメディーになります。
原物質を希釈震盪したからといってそれだけではレメディーとして使うことは出来ません。
ホメオパシーは「似たものが似たものを癒す」というのが大原則です。
ある症状群を持つ人は、同じような症状群を引き起すことのできるものによって癒されます。
同じような症状群を引き起すことが出来、
かつ人間によって調整できる状態になっているのがレメディーです。
同じような症状群を引き起すことができる、
と言っても自然の病をぶち込んだらどうなるかわからないですから、
調整可能な形が必要なのです。
学校で最初に教材として使ったのが、
Frants Vermeulenの「The New Synoptic One」です。
シルバーブックってやつ。
日本語訳も出ていてそちらも持っていますが、
英語版を読むことをおすすめします。
翻訳がどうとか、ではないです。
それを出している出版社がどうとか、ではないです。
レメディーを選ぶときには、
マテリアメディカをみる前にまずレパートリー(症例逆引き辞書)をひきます。
そのレパートリーで使われるホメオパシー英語でマテリアメディカも読んでしまったほうが話がはやいのです。
本格的なレパートリーの日本語版は出ていませんから。
在学中は「The New Synoptic One」ばかりを読んでいました。
卒業間近になって「Synoptic Materia Medica 2」を買いました。
こっちは原物質の歴史が書かれていてとても面白いです。
ここ1年くらいはAllen's Keynoteを読んでいましたが、
故あって、
コレに関しては暗記しようキャンペーン中です。
ポリクレスト云々、
太文字、イタリック体の部分だけ云々は一切なし。
頭から(A;Abrotanum)から愚直に覚える。
地道な作業です。
途中で挫折するかもしれない。
でも今のところは楽しいので続けます。
そして、
最近、学校の共同購入で手に入れたのがこちら↓
Nashの。
面白いです。
面白すぎます。
そして分類が実用的です・・・消化器系のレメディーのグループ、とかヒステリーのレメディーのグループ、とか。
私的にはAllenよりも英語が読みやすいです。
*つばき洞ホメオパシー部、BHS部の情報はこちらのホームページにものせています*