4月19日が締め切りの作品です。
F80。
単純に、
大きいので時間がかかります。
今回はじめて挑戦するサイズでしたので、
下描きも慎重にしました。
お試し作品もエスキースもさっさと仕上がったわりに、
下地を作ったあとに画面に構図を起こすのに時間がかかりました。
明暗の計画を画面に展開したのが先月の末。
本人と、
それ以上に先生が締め切りを気にしはじめました・・・つまり、今のペースだと間に合わないかも、ってね。
お試し作品と同じ順序で絵の具を画面にのせていきます。
ただ、
この方法は腑に落ちていないし、
作業効率の悪さやらなんやらでもやもやしながら。
何を使っているかというと、
これ↓。
スポンジの硬いの。
スポンジは洗って水を含むと、
もう使うことが出来ません。
絵の具が濁りますから。
ですので、
切り刻んで、
なるべく色々な色を作れるようにします。
作品の確認はかなーり離れたところからいたします。
これくらい離れないと全体が把握できません。
ちなみに、
このガラスの後ろは墓場。
旧藩主のお墓もありますよ。
今日の作業開始前の状態↑。
昨日の2時間で2番目の写真の状態からここまで来ました。
「もうこれで出しちゃっていいんじゃなーい?」
なんて、先生は言っている・・・そんなファンキーな。
2時間後、
ここまできました。
以前から私は速描きなほうです。
あんまり考えていないからとりあえず作業は進んでいきます。
考えているよりも動いている方が向いているから。
昨年末にLet's お祓いLifeに入ってから製作に関するなにかは変化するのではないかな、
と予想していました。
だってさ、
自分でいうのもナンですが、
自分の作品ってなにかちょっと不気味。
その不気味さは勿論、
私の病が大いに関係はあっても、
私以外の作用もあるような気がしてね・・・それはそれで作品としては成功なんですけど。
だから、
ある程度お祓いlifeが継続できている今、
製作の過程も、
作品の質もかわるのではないかな?
と思っていたわけです。
それが、
蓋を開けてみると、
不気味であることも、
作業の進行が速いことも変化なし。
そこに関しては病が深いのか、
それが私の本質を表しているのか。