県展の応募が始まりました。
県展の場合は搬入のときに作品サイズ、タイトル等の詳細を所定の用紙に書いて提出します。
市民展は申し込むときに全部決めてしまわないといけないので、
申し込む時点ではまだ作品がどうなるのか分からないのに無理矢理タイトルを考えます。
市民展は英語タイトルが多かったです。
作品自体は受賞しましたが、ホメオパシーのルブリクス風にしたタイトルは非常に評判が悪かった。
ですので、
その後に教室展で出品したときにはタイトルを変えました。
お買い上げいただいたときも、シンプルなタイトルのままで納品したかな。
去年の作品はホメオパシースクールの先輩方が翻訳本の表紙に使っていただけることになっています。
タイトルはシンプルで、
かつホメオパシーに関連のあるものですのでそのまま使います。
去年、はじめて出品した県展の作品タイトルは、
うってかわって日本語。
しかも、「光」の枕詞。
古文ですよ。
自分では作品を客観的には見ることが難しいので、
教室の方に感想をうかがいまして、それをヒントにしました。
「光の表現か?」
とよく言われたので、光にかかわる言葉を探しました。
で、
中学の国語で一番最初くらいに習う(ひょっとしたら小学校かも)古典作品を使いました。
それなら誰にでもわかるんじゃないか、と思って。
「ひさかたの ひかりのどけき春の日に しず心なく 花のちるらむ」
「ひさかたの」
は「光」を導く枕詞。
この作品で枕詞ってのを習いました。
だから、大概のヒトは知ってると思ったんですよね。
それが意外と「知らん」って言われました。
あとで作品を観に行った弟が、
「ねーちゃん、紀友則が好きなん?」
って聞いて来た・・・ちゃうちゃう。
でもちゃんと意味の分かってるヒトもおったとわかって安心しました。
今度の県展の作品は、
お試し作品の時点でタイトルが決まりました。
毎回、私のタイトルに眉をひそめる先生ですが、
今回はOKのようでした、あるいはもう諦めたのか・・・。
日本語です。
動詞。
カ行五段活用ですわ。