お天気もよいので久しぶりに多度大社へお参りです。
新緑が美しく、
昨日までの雨で滝の水量up。
かつて数回参加した灼熱の雅楽講習会が懐かしい。
桑名の地誌を読んでいるとなかなか大規模に取りあげられているお社。
桑名首の祖神さまである天津彦根命をまつるから、ということもあります。
別宮の「一目連さん」は風を司る神様で、
天津彦根命の子・天目一箇命=鍛冶の神と同一視されているとか。
桑名は昔から鋳物業に従事する方が多く地域産業と関わりのある神様のようです。
一目連さんは実は片方の目がつぶれてしまった龍である、という記事もありました。
風を司るので一目連さんが顕現するときには激しい突風が吹くそうです。
出入りしやすいように社殿には扉がないとか。
地誌を読んでいてビビったのは、
織田信長調伏の祈祷をしたら焼き討ちくらった
の部分。
信長、悪霊扱い。
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滝、
いい感じです。
お馬さんも、
元気に足下の壁をガンガン蹴って人参を要求。
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今日は多度さんだけのつもりでしたが、
気づけば美濃國一宮・南宮大社にいた・・・困った最近の傾向です。
御祭神は金山彦神。
一目連さんとは金属つながりですか?
走り慣れた大桑を駒野で曲がって養老~垂井へ。
社殿は徳川家光によって再建されたそう。
赤くて、
江戸感満載。
最近な感じ、ね。
拝殿で鏡を神様の方に向けてなにか(?)しているヒトがいました・・・あれは何だったのか?
気になってお参りどころではなかったです。
拝殿左側に出入り口があって、
その先は山??
気をとりなおして歩いていくと、
もともとの鎮座地に「伊勢両宮」の祠があり、
「東照宮」、
「荒魂社」があり、
その先に稲荷社がありました。
稲荷社まで行ってから戻るときに、「引常明神」「湖千海神社」・・・だったかな、を発見。
聖武天皇の大仏造立にかかわる場所だそうです。
少し勇気を出してお参り。
ヒトが居なくて、
ただ風の渡る音がして、
それでも十分でしたが思っていた以上のイベントがあって楽しかったです。
うかつにも携帯を車中に放置してしまったので写真はありません・・・あああ。