姪がいます。
いま1歳8ヶ月。
少し言葉を発するようになって、
なんとなく意思表示もはっきりしてきて、
人間になりつつあります。
親としては習い事とか気になるのか、
こちらに気を遣ってくれているのか、
「ねーちゃん(私)にはお茶とおことと三味線を教えてもらう」
とか言ってくれています。
しかしなあ、
人間には制限があるから一番効率のいい、
というか、
本人が「こうしたい」と思ったときに手遅れにならない習い事を私は薦めます。
大学に入ってから箏を弾くようになり、
大学院を出てからはじめて三絃を手にとりました。
笙は25を越えてから、
篳篥と17絃は30を越えてから触った楽器です。
祖母がお花とお茶の先生をしてはいたものの、
お茶に関しては大学に入って以降、祖母の所属していた流派とは違う稽古場に入れてもらいました。
色々やっているようで全て同じ根っこにつながっています。
これらの基礎は全て子供の頃に身体でおぼえたものを使って自分なりに理解して吸収しました。
それらは、
ピアノとクラシックバレエによって培われたと強く確信しています。
特にクラシックバレエは身体の使い方を古典の名曲を聞きながらおぼえます。
音感もリズム感も身体の使い方も同時におぼえる。
ピアノはそのアウトプットとして最も融通の利く楽器・・・大抵の楽器は表現において多くの制限がありますがピアノはそれ一台でオーケストラができるほどに色々な要素を持っています。
そして大事なことは、
ちゃんとした先生につく、てことです。
これがなかなか難しい。
ましてや身内にそういう業界の人間がいるときはもっと、ね。