17絃。
古曲には全く使わない楽器です。
歴史が浅い。
古曲を演奏することが多い環境なのであまり出番がありません。
なかなか上達しなくてもどかしいときもあります。
でも、好き。
筝の、所謂ドレミ調絃は正直言って受け容れ難いです。
むしろ許せないレベルで嫌悪しているかも・・・そしてドレミ調絃の筝を弾く私はとても不機嫌そうらしいです、ええ、不機嫌ですとも。
なのに基本ドレミ調絃の17絃は全く問題がないです。
17絃がドレミ調絃を想定して作られたものなのかどうかは知りませんが、違和感がないです。
身内の演奏会や合奏練習会のときには17絃を弾くことがあります。
今、ちょうどそういう時期で、
直前の演奏会の曲をほったらかして弾いてしまうくらいに好きですよ。
三絃や筝よりも好きかもしれません。
あるいは、
自分のなかで出来ることが他のパートよりも少ないから開拓する楽しさがあるのかもしれません。
昨日できなかったことが今日はできていたり、
その逆だったり。
そういう変化がなつかしくて同時に新鮮なのかもしれません。