恒例の合奏練習会は、久々の新曲から・・・私的には、ね。
いま使っている譜本の、
壱越調、平調はほぼ制覇。
他の調子も、メジャーなのはとりあえず吹いて龍笛さんと合わせることができるところまで来れたので、
今度は未修曲を潰していこう、と・・・
微妙に合奏が難しいという噂の、
雙調「入破」を。
以外とあっさり合わせることができましたが、
これからしばらくは吹き込まなきゃね。
雙調の「入破」と並行して「柳花苑」も練習中です。
今更ながら、
早只拍子の譜本の読み方を私は理解していないらしい、
ということを今日、初めて確認・・・篳篥吹き始めて10年近く経つのに。
ピアノにしろ、
おこと三味線にせよ、
もちろん雅楽も、
私は基本、
耳コピやからね・・・改めて楽譜をじっくりみてびっくりすることばかりよ。
この秋の大祭シーズンでは、久々の篳篥本番があります。
結婚式では篳篥を吹くことが圧倒的に多いから特別に緊張する必要はないのですが、
場所がいつもと違うのと、
一般玉串奉奠が長い神社のお祭りなのでちょっと警戒しています。
曲は好きな壱越調の春鶯囀颯踏を入場に、蘭陵王を一般玉串奉奠にすると予め決めてもらい、練習しておきます。
「なんだかんだ言って壱越調の春鶯囀颯踏は合奏に安定感あるなー」と。
かなり背伸びして唱歌を歌い始めて、
見切り発車で合奏してもらい、
色々な曲に触れる中で徐々に理解が深まって、
今ではヘビロテ曲になりました。
ずっと練習していても全くできなかったことが、
ある日突然、ふわり、と乗り越えられることがよくあります。
そういうのの積み重ねでちょっとずつ進んでいけるのは、
時にまどろっこしいし、かなり面倒だけれども、
人間ならではの楽しみだよねぇ。