久しぶりに神楽をご神前で歌って、
神楽に限らず地歌でも何でも、
歌うとき、
歌い込む過程でその歌詞を頼りにストーリーを自分なりに作っているなー、と気づきました。
そう言われれば歌詞がなくても、やっているな。
その作業がすんなりできた曲や、
長期間取り組んで徐々にそのストーリーが明確になって行った曲は反応が大きいです。
当たり前のことなのだろうけれども、
きょう、
改めてそう思ったのです。
”あめつちの 神にぞ祈る 朝凪の 海のごとくに 波たたぬ世を”
Dangerousな持ち歌は数多あって、
それらのエゴエゴしさも人間らしくて好きだけれども、
最後はこう言う心持ちに至ることができればいいな、と神楽「浦安の舞」を思い出しつつ。