クリスマスの頃、
同級生からクラス全員に宛てたメールが届きました。
もう、次のスクーリングには来ない、と。
よくあることです。
でも、辛いな。
その子は空手を習っていたとかで挨拶程度に日本語ができました。
「おはようございます」
とか、ね。
それだけではなくて、
ほとんど欧米人と接触する機会がないままここまで来ちゃった全くの日本人の自分にとって、
それとなく距離感を尊重してくれる彼女のあり方はとても心が安らぎました。
いい、悪いではなくて、
やはり日本人ってのは繊細で、
いつもフィールドをキュッと縮めている。
平野部が狭いわりに人口が多いから、
どうしてもそうせざるを得なくて、
それは無意識にやっちゃうの。
「周りに迷惑をかけないように」
ってね。
その感覚でいると、
「参加する意志が足りない」
とかって言われるんだけれども、
それが我々の普通のあり方だから。
日本の、
少なくとも東洋の伝統的な文化に由来するものに触れたことのある人はそこんところを理解してくれるのだけれども、
それはあくまで少数派。
その少数派に属するのが彼女だった。
理由も正直に書いてくれていた。
読んでみて率直に、
これって、この学年(Year3)のテーマ=権威そのまんまじゃん!
って。
それでも、
本人が選んだ道だからそれは尊重するんだ。
あえて引き止めたりはしない。
最近、ヒーリングの実習中に時々日本の神様の名前やエネルギーを感じることがある。
相手が外国の子でもそう。
きっとそれは私感じたがその子を取り巻くエネルギーを、
自分が知っている日本の神様のエネルギーに翻訳しているからなのだろうと思う・・・例えば、大山祇神なら山のにご縁のある人、少名彦名命なら造酒と薬にご縁のある人、とかってね。
それを初めて認識した同級生だったから余計に色々思っちゃうな。