代替医療業界に片足突っ込んでいるわりには疑い深いので滅多に「この手」のセッションを受けてきませんでした。
疑い深いのもあるけど、
けちなのと(始末がいいと言ってくれ!)、
プライドの高さも相俟って・・・「余程の方でなければ私の体は任せませんぜ!」っていう。
そんな傾向の私が珍しく受けた先日のセッションはパワフルで、
受ける前から色々な変化の前兆が、
今までにない強さ現れていました。
その方とのお話のなかで、
数日前に絵画教室の先生と話していたことと共通するポイントがありました。
セラピストやプラクティショナーとしてやっていきたいと思った時には、
今の仕事を続けながら休日にセッションをすること。
それを継続していくなかでお客さんの名前と顔が100人、
すっと出てくるようになったら、それ1本でやってOKのタイミング。
絵画教室で話していたのは、
作家が作品の値段をどうつけるかってこと。
「芸大を卒業」の経歴なら、¥5,000/号スタート。
全国レベルの公募展の会員になって10年でそれと同等。
一度、値段を上げてしまうと簡単には下げることはできない。
高くした値段で買った人が、他の場所で値下げされたものを見たら・・・ってことで。
このご時世では珍しいことながら、
ギャラリーさんがつくことで値段があがって、
結局売れなくなっちゃうこともある。
価格の設定は難しい問題ながら、
これに対する明快な回答は、
「ファンが100人できてから値段を上げなさい」
でした。
パッと出会っただけの作品にどれだけの対価を支払うか。
それは誰か、あなたが買う側だったらそのお金を出しますか?
コアなファンができてから、
コレクターができてから、漸と価格を上げることができるのだ、と。
これは作家ではなく、その作家を扱うギャラリーさんの考え方。
売買契約の現場はシビアだ。
でも、
それを惜しみなく提供してくれていることにその人の自信と誠実さを感じました。