私は高校1年生のときにアトピーその他の慢性病治療で有名だった(今もかな?)土佐清水病院に入院しました。
ここでの10日のおかげで、
痒みでどうとか、
無数の傷から流出し続ける浸出液の匂いに悩まされるとか、
そういうことはなくなりました。
「痒さは精神を破壊する」
そうおっしゃった方がいますが、
本当に、そうです。
この病院の方針のひとつは、
ってところにあったので、
活性酸素が体内で発生しやすくなる食物=肉、酸化した油の摂取を制限するように言われました。
それから10年くらいはお肉類をほとんど食べない生活をして、
じょじょに少しずつ食べるようにはなっても、
おそらく、同世代の子たちほどにはお肉を食べないでいたように思います。
そのあと、
食養生の世界を知って、
またまたしばらくお肉をいただかない生活に。
そうすると、
たまーに付き合いでいただくお肉で頭痛がするんですよね。
食養生もやるとなったらとことんまでやってしまうので、
かえってそれが自分のストレスになっていると気づいてやめました。
それでもあまりお肉はいただかない方でした。
焼肉屋さんの空気がなんとなく苦手で焼肉にはほとんど行きませんでしたが、
先日、新しく知り合った仲間となんともレアなことに10年ぶりくらいに焼肉屋さんへ行った翌日のこと、
乾燥と痒みに悩まされていた顔の皮膚がなんか調子が良いのです。
その前日に筋反射で自分の傾向を診てもらったら、
私は糖質を吸収するのが苦手な体質で、
でも糖質は生きていくのに必要だから不足した糖質をタンパク質の分解によって補っている、
ということがわかりました。
これは思い当たる節があります。
お昼にたんまりご飯=糖質を摂っているのに、
夕方にひどい低血糖状態になるのです。
それがご飯だけだと低血糖になるけれども、
タンパク質を少し加えた食事だとこの低血糖状態になりにくいことが経験上わかっていたので、
「糖質の吸収がしにくいからタンパク質の分解で必要な量の糖質を補っている」
って機序に納得したのです。
焼肉のあと、
皮膚の状態はとても良くなったのですが、
自分に別のなにかが、
うすーいベールのようにかかっているような感じで違和感があります。
ときどき、
「お肉はいただかないの、波動がひどいから」
とおっしゃる方があります。
それはその人の印象だし、
そういう感覚もあるんだな、と思います。
格闘家の方は試合前には赤みのお肉を召し上がるそうです。
それで闘争心が全然ちがうから、とか。
それをネガティブとするかポジティブとするか、いずれにしてもお肉はなんだか大きなエネルギーを持っているらしい、ということはわかりました。
単純に、タンパク質と脂質をとればお肉をいただいたのと同じ効果が得られるかどうかは今後の実験次第です。