つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

虚無のにおい

あまりにも奇妙で体験があっただけでそれが何だったか?とは経験した本人さえも分かっていないのですが、

分からないなりにも、

分からない今の感覚を書き留めておいた方が良いのではないか、と思うのでここに記録しておきます。

 

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1ヶ月ほど前、

急に、

 

「死ぬかも」

 

という恐怖に襲われました。

原因はわかりません。

 

特に体調がおかしいとか、そういうこともなく、突然に。

 

その時は死の恐怖と関わりの深いAcon.=アコナイトを摂ってその感覚はおさまりました。

 

それでも、

 

今眠ってしまったらもう目が覚めないのではないか、

あるいは眠っている間に命に関わる大きな何らかの発作を起こしてしまうのではないか、

という不安は残っていて、

照明をつけたままにして、枕元には何かあったときにすぐに助けを呼ぶことができるようにスマホを置いて横になりました。

 

その夜は無事に過ぎ、気付くと眠ってしまっていました。

 

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死の恐怖を感じた時から、頭の少し額よりの中心に空間ができたような間隔があって、

 

それが時々、

自己主張するので以前からそこにあった脳が圧迫されるような感じがしました。

 

その新しい空間が出来たせいで今まで何ともなく出来ていたことが全く新しい経験の様に感じられるときがあり、

頭では新しい経験と認知していても、

身体の方は既知の経験と記憶しているせいで、

体と頭の連携が上手くいかない感じがありました。

 

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数日後にまた「死ぬかも発作」の小さいのが起きました。

 

ちょうどその頃にArn.のマテリアメディカを読んでいて、このレメディーにも卒中の発作や死の恐怖の症状があったので、30Cを1回、摂って眠りました。

 

早朝に目が覚めたときに、

自分が自分の体にいることがとんでもない奇跡に感じられ、

この肉体を持って今まで何十年も生きてきたことに何とも言えない感慨を覚えました。

 

生きていることが奇跡の積み重ねであることは分かっているつもりでしたが、

それは実感が伴っていない理解だったことにもきづきました。

 

そして、

数日後にまた件の発作が起きました。

 

これで3回目です。

今度は頭の中の新しい空間が強く主張し過ぎているせいで、頭の中身が窮屈で不快だったのでLach.を摂り、そのあとすぐに眠ってしまいました。

 

脱水かホルモンバランスの乱れか原因は今だにわからないままですが、

BBSHの卒業生の方たちと話していると、

「死ぬかも!」

と感じることが少なくとも1回はあった、と聞きました。

 

この経験の意味についてはいくら考えてもその答えは推論の域を出ない気がします。

それよりも、

私の物事の判断基準が、

「明日の朝に目が覚めなかったとき、これを後悔するや否や」

になって、

なんだかちょっとすっきりしています。

 

 

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