所謂、「お琴」をやっていると何種類かの楽器を同時進行で習うのは普通のことです。
ほとんどの人は筝、三絃を弾きます。
17絃がそれらに加わる場合もあるし、
更に胡弓も。
古曲は三絃で作曲されていることが多いので、
まず三絃で歌を入れてから筝に取り組むと、
筝で歌うハードルが下がります。
結果、
じゃあ、両方やりますかってなります。
BBSHの仲間たちはこの複数の楽器を持つことが不思議らしいです。
私の場合は笙と篳篥が更に加わるので余計にそう感じるのかもしれませんが、
ちょっと楽譜の書き方とか、
道具の様子が違うだけ。
そうそう、
時々、楽器の音と全く違う歌を歌うことも驚かれました。
「ようそんなことできるな〜」ってね。
全然違う音くらいなら楽ですよ。
半音上行、半音下行を同時に、なんてしょっちゅうあるから。
そういう話を師匠にしたらば、
「そういえばそうかもしれへんな〜」
と。