恒例の合奏練習会でした。
先月は急に決まった身内の目の手術に伴う入院でお休みになったので久しぶりです。
Year4になる頃から始まった体調の「ちょいワル」状態が最近は改善されてきて、
そうなると吹くのが断然、楽しい。
ちょっとした体調の悪さは楽器の演奏には大きな影響を与えます。
特に吹く楽器は、ね。
しかし、名人級の演奏者にかかればどんな二日酔いでもお構いなしなのだそう。
えづきながらも演奏は素面同様に吹かれるらしいです・・・その境地を目指すか!?
秋まっさかりながら今回は雙調ばかりを合奏しました。
雅楽を演っているときの雙調の音が私は好きです。
地歌のときは全くそう思わないけどね。
雅楽の筝の調絃からヒントを得てつくられた古今調子は雙調にあてられることが多い絃がいい味出しています。
13しかない絃のうち2本を同音・同音高にあてることで音の流れがとても魅力的になります。
・・・大胆すぎるよ。
それによって制限を強めているのに素敵になるなんて、
何百回も思うけれども吉沢検校、ありがとう。
そして吉沢検校に雅楽の手ほどきをしてくれたお寺さん(詳細は忘れた)、ありがとう。
そうそう、
次の社中勉強会では吉沢検校の「冬の曲」「夏の曲」、
それらの補作を手がけた松阪検校の「楓の花」を皆で演奏します・・・ご馳走満載だよ。