BBSHに復学後は演奏会出演を控えていました。
所属会の演奏会にはある程度、出ておかなければならない、
という暗黙の了解があるようです。
主に、
初夏の伝承を目的とした鑑賞会と、
2月にある定期演奏会、
3年に一回、主催が回ってくる演奏会。
当然、演奏会の日だけに出て行けば良いのではなく、
下合わせにも参加しなければなりません。
下合わせは日曜開催なので、
前職場のように日曜出勤が常の場合はスケジュールのやりくりが大変でしたのでBBSH在学中は休ませてください、とお願いしました。
今は予定を組みやすくなったので以前のように演奏会に出て行くつもりです。
しかし、
完全にサボり癖がついてしまって手が鈍っておりますよ。
師匠的には問題なく演奏できているように見えるらしいのですが、
私はまだまだ手や声が以前のような感覚で動いてくれていない感じで、
ちょっと焦っています。
わずかとは言え、自分の血肉を成している音楽から距離を置いたおかげで、色々と気づくこともありました。
しばしば、私は自分が行なっていることが自分の意志からのものなのか、
それ以外の存在の影響を受けすぎた結果の営為なのか区別ができないことがありました。
もちろん、私の意志が100%、私も含めて何かに属するなどということはあり得ませんが、
割合として、
「自分でないもの由来の割合」が高すぎやしないか?と。
次の演奏会は12月8日。
もう、下合わせは始まっています。
その後には社中の勉強会。
練習の機会も必然的に増え、
新しい付き合い方を模索する機会になりそうです。