こちらで言及した「問題」について書きます。
私の経験と未だに強く持っている傾向の話です。
結論から言うと、
自分から手を伸ばさないと助けはやってこない
って話です。
BBSHJの撤退以降、復学することに迷いはなかったのですが方法がわかりませんでした。
特に、
仕事のこと、費用のこと。
当時は復学するならフロリダ本校かヨーロッパ校(オーストリアのバッドイシュルで開催していました)。
いずれにしても日本校時代よりも渡航に時間とお金がかかります。
時間がかかるとなると仕事は辞めなければいけない。
でもお金が必要になるので仕事を辞めるわけにはいかない。
この考えにしがみついていたので復学するまでに6年かかったとも言えます。
これらの考えがどこから来ているかというと、
私の場合は、
「全部自分でやらなければいけない」=「助けはいらない、全部自分でできるモン!」
という態度です。
この考えのままだと助けは来ません。
助けがもたらされるスペースがないのですから。
そのことを当時は知りませんでした。
しかし、もういい加減にくすぶっているのに飽きた頃、
卒業生の方からヒーリングを受けることにしました。
回数を重ねるうちに、
いや、初回から私のこの歪んだ考えは指摘されていました。
しかし、人間の悲しい性として、
わかっちゃいるけどやめられない。
でもある時、「助けてほしい!」と思う部分を持つ方向になんとか顔を向けました。
正面から見たのではなく、斜め45°くらいのところから横目で見た、その程度です。
急に古いやり方は放棄できません。
そうしたら、急転直下、
復学の意思を家族に表明しました、ていうか、知ってた。
この時も自分から言いだしたのではなくて、
「え?今年復学するんでしょ?」
みたいな感じで向こうから言ってもらってようやく宣言できた感じ。
そして職場の方も、
「復学するから辞めます。」
ではなく、
「復学します。でも私はこの仕事が好きなのでできれば続けながら通学したいと思います。その場合、年間5回、2ヶ月に1回、1週間の連続休暇をいただくことのなりますのでご判断はお任せします。」
と伝えました。
これはヒーラーさんからのアドバイスによって書き換えられた表現です。
関係性を断つ方法を取らないこと、がアドバイスの中核です。
そうしたら、
「いいすよ」
と即答。
社長にもすぐに話を通してくださいました。
ただ、この年は既に秋大祭のお仕事を引き受けていたので翌年の復学にしました。
この点はまだ古いやり方を繰り返していて、
それもわかっていたのですが、1年を準備期間と捉えて待つことにしたのです。
今でも私は「自分で全部しなきゃならん」と思ってしまう癖があります。
これは私の傲慢さの表れです。
これに気づいたときには、
「不完全が当たり前の人間が完璧に一人で物事を為そうとするなんて、
神さまにでもなろうっていうのかいな?」
とかるーい感じで訊ねてみます。
この「かるーい感じ」で訊くのがポイント。
軽やかさは批判に響くのを避けるため。
そして自分をスローダウンさせるため。
助けは既にもたらされています。
ただそれを受け取るには、自分で手を伸ばさなければなりません。
どうやらそれが魂的世界の規則のようです。