この記事の内容は2021年11月16日出発、23日に帰国したときの話しです。
2021年12月1日以降は新たな水際措置がとられます。
最新情報は必ず外務省の海外安全ホームページ等で確認してください。
こちらの続きです。
今回はイギリスから日本への帰国後の検疫がどうなっているか、ってところから。
これを調べると結構えげつない・・・のは事実だが私の環境はそれをなんとか乗り切れる。
11月7日時点での有効なワクチン接種済み(2回&2回目接種後2週間以上経過)日本人のイギリスからの日本入国時の水際対策は、
帰国前72時間以内の指定検査方法による陰性証明(書面で提出、と厚生労働省のHPに書いてありますが、実際はデータでOK)
帰国後の空港検疫での検査受検
指定アプリ(Mysos)を使える状況にしておく
公共交通機関を使わず待機場所(自宅など)へ向かう
帰国後14日間の自主隔離。ただし帰国後10日目に自主検査を受け、陰性結果を厚生労働省に伝えるとこの期間が短くなる。
以上の条件で一番厳しそうなのは、
日本入国前72時間以内に受ける検査。
内容が厳密に指定されているらしく、少しでもその様式からずれると入国できない=出発国に戻されるという話を検疫が厳しくなったばかりの頃に聞いた。
何はともあれ、この検査と検査と結果の様式をクリアしないことには搭乗できない。
これはヒースロー空港にて3時間で結果が出るPCR検査があるのでそれを受けるとして(何回もオックスフォードとロンドンを往復したくない)、
それの予約をし、さらに日本政府が求める検査方法と検査検体採取方法と証明の提出方式(要医師のサイン)にのっとったものであるかを慎重に確認する必要がある。
私はJALのサイトで航空券を購入している。
するとJALのページにヒースロー空港での検査期間に飛べるリンクがあったのでそこから選んで予約した・・・JALのクーポンが使える検査もあるようだったが私が選択したものには適用できなかった(2割引は大きいのに・・・くうっ)。
英国入国後2日目の検査もJALのページから飛んで予約した。
この際、多少高くなっても仕方がない。
とにかくこれらを手続きしていた時は資格試験の直前で、少しでもはやく確実な方法を確保することを優先した。
滞在2日目の検査は滞在先のホテルに送付してもらう方式を選択できる。
無事に日本に帰国したとして、またそのあとにハードルがある。
到着空港から公共交通機関を使わず自宅に戻れ、というやつである。
この公共交通機関にはもちろん飛行機国内線も含まれているので私の場合は羽田から往路の出発空港のセントレアまでレンタカーの乗り捨てを利用することにした。
さすがに帰国後すぐにレンタカーで移動というのはきついし、そもそも入国後の検疫でどれだけ待たされるかわかったもんじゃないので羽田で一泊してから帰途に就くことにする。
11/8から、(要するに)外国人の日本へのビジネス目的と留学目的の入国については入国後の待機期間が条件を満たせばぐーーーっと短くなった。
つまり、観光目的ではない外国人を対象にまず規制が緩められた印象。
日本人が外国から自分の国に入国するのにはまた別の条件をクリアする必要がある。
そしてその条件はかなり厳しい。
有り体に言うと相当な要人かややこしい書類を提出し、その内容が認められなけれない限りは帰国後の行動制限に変化はない。
・・・なんか、微妙。
いや、むしろわかりやすいとも言えるか。
少子化に伴う大学、とくに私立大学の経営が留学生の受け入れにかかっているのは今に始まったことじゃない。
その辺は「1階と3階の間の方」が党重要ポストから外れたのと、その後継と見られていた方の引退でも変化はないところを見ると、病巣は深いねえ。