2月といえば所属団体の定期演奏会なのです。
おそらく100年以上前に先人たちが「身内だけのおさらい会的なもの」として始めたと思われるのがこの演奏会の起源・・・だから「2・8(ニッパチ、比較的行事の少ない2月と8月)の法則」が発動してこの時期の開催なのでしょう。
しかし、昨今のパンデミックの影響により昨年は開催されず。
昨年の演目をそのまま持ち越した今年は、開催を目の前にして変異ウイルスの大流行の憂き目に遭い、これは開催が危ぶまれるぞよと思っていましたが、無観客&動画配信で開催されるとのこと。
ここ数年の我が師匠(と師匠の義姉=大先生の娘さん)の会の演目は完全に「攻め」ています。
有名どころを絶妙に外した名曲をチョイスしている、つまり絶妙に難しく楽しいです。
言い換えれば演らなきゃその作品は途絶えちゃうのよ・・・そんな曲ばっかり。
超大曲、有名曲はまだ誰かが演ってくれるからいいの(それもいつまで続くことやら)。
だから今のうちの会の方向性は危機感の表れなんだろうな。
今回の演目も難しい。
練習不足もあるけれども、特に難しい手事のある箇所についてはまだ一回しか「こういうことね!」と思えていない。
それはさておき、恐れていた「マスク着用で歌う」は回避され、久しぶりに舞台に立ちます。
所属団体関連の演奏会でのお着物は「比翼を出さない黒留袖」と決まっており、
これまた久しぶりの二重太鼓を私は作ることができるのかかなり心配です。
おそらく最後に着たときの写真↑
締めやすいという理由で帯締めが普段着仕様。
真冬でも舞台や楽屋はおそろしく暑いので真冬でも単衣の黒留袖です。
2月のイベントのお知らせです↓
私はワークショップリーダーかアシスタントとして登場いたします。