こちら↓の記事を書いてのち数日後に再診。
自分としてはかなり改善したつもりで出かけたところ、
それは生まれてこの方、皮膚症状と付き合って来た者の見方でした。
「これくらいなら普通〜」
と思っていても、
医師から見ればまだまだ乾燥していて炎症の影も看取されるとのこと。
これ、その診療所に通うアトピー持ちさんあるあるらしいです。
元々の状態が酷すぎて改善の余地があっても「まあ、こんなもんか」と思ってしまう。
さらに驚いたのが、
「〇〇さん(私)は健康な皮膚の部位があるので、
次の再診(6ヶ月後)までに患部がそこと同じになるのを目指しましょう。」
と仰る。
え?
症状が出るところは永遠に「それっぽい感じ=乾燥や色素沈着」のままじゃないのですか?
それをこのあと半年で健康な状態に持っていけると?
20歳代やそこらの若い皮膚でもないのに?
加えて、
「何もないのにステロイドを含む軟膏を塗るのは絶対にしないでください。
炎症がでたら5日間は集中的に塗布して、それで炎症が無くなれば保湿に切り替えてください。」
とも仰った。
いい意味で普通、と思いましたね。
ステロイドはあくまで道具であって、
いくら切れ味の良い道具でも、
いらんところで振り回したら危ないだけでっせ、と伝えてくださっているわけですから。
質問Welcomeな担当医師にちょっと気になることを質問。
有酸素運動で汗をかくと顔のところどころに発赤があること、
特に痒みがあるわけではなく、1時間ほどで消失すること、
それらへの対応はいかに?と。
お答えは、
運動による発汗は皮脂の分泌が促され皮膚の保湿につながるので推奨。
アトピー肌の人は汗がうまく皮膚の外に排出されないことがあって、
そのせいで一時的な炎症を起こしている可能性がある。
しかし痒みもなく、すぐに消えるのなら放置でOK。
長年のなんやらかんやらがぽろぽろと剥がれ落ちる感じがします。
とあるYoutube動画投稿において、
土佐清水病院=医療法人修命会の治療法を「脱ステロイド」と表現しておられるものを目にいたしました。
しかし私が知る範囲では30年前も含めて無闇矢鱈にステロイドの使用をやめさせるのではなく、
炎症がおさまればそれ以上は使うのはよろしくないですよ、
でも痒みを伴う炎症があるときには、悪化が進む前にしっかり使ってくださいね、
という指導です。