風炉の季節になりました。
炉の灰をあげ、
蓋をし、
風炉の灰を準備します。
長らくきちんと使っていなかった風炉は、
辛うじて五徳は据えてあったので灰形を整えるところからスタート。
「灰を押す」と表現されるのとうらはらに、
撫でるように道具を動かすことがポイントのようです。
押し固めるのではなく、ふんわりと。
お昼からは庭仕事を。
京鹿の子、秋明菊、空木、都忘れ、髄菜、甘野老(あまどころ)、藤袴をそれぞれ植え替え、植え付け。
主に茶席で用いる花たちです。
土が足らなかったので残りは後日に。
自室のポトスとワイヤープランツも剪定して土を入れ替えました。
茶花は茶席において特別な行事でない限り優先順位としてはかなり低い方で、
一部を除いては見た目もとことん地味なのですが、
私にとってはそれくらいがちょうどいいのです。