今週末は所属団体主催の演奏会本番が控えておりまして、
ここのところは可能な限り「下合せ」と呼んでいる合奏練習会に出かけていました。
出演演目はこちら。
この曲がトリであることがプログラムが上がってきて判明・・・最後の下合せを終えた今、複雑な思いがよぎります。
無事完走の妨げにならぬように練習を重ねたいと思います。
今回の演奏会における自分のパートは三絃本手です。
同時進行で箏パートもお稽古していただき、つくづく「ええ曲やな〜」と思います。
岸野次郎三の作曲部分は単体で弾く分にはさほど難しくはないのですが、
替手作曲や手付けをしたメンバーが豪華すぎる=合奏になるとハードルが爆上がりします。
他のパートの音を聴いているようで聴いていない状態を保たなければなりません。
この在り様はいままでにちょっとない。
先日の下合せの前に、少し早くに到着したこともあって日曜日の京都・寺町通を歩いてみました。
数年前でしたらそんなことをしようなんて思いつきもしなかったでしょう。
寺町とはいえ日曜の人出が多いときにあの界隈を闊歩するなど、
以前の自分でしたらまずもって避けるべきことでした・・・そのあとに予定があるのにそんなところを歩いたら、肝腎なところで使い物にならなくなっていたので。
それが思っていた以上に「大丈夫なこと」になったのは、
年の功だけとは申すことのできない自覚はあります。