ホメオパシーはartとしばしば表現されます。
artには、
人間の為すこと
という意味もあるので、
人間に与えられた理性と意思と感情をバランスよく使って、人が本来の人生を歩んでいけるようお手伝いするのがホメオパシーだと思っています。
自然は素晴らしいけれども、
人間にとっては時には激しすぎたり残酷なこともあります。
そこを人間に受け入れやすいような形にするのがホメオパスなのかな、と。
買い被り過ぎかも、と思いますが、
自然と人間の間を取り持っているようにも感じます。
今回、ジェレミーの講義を受けてみて感じたのが、
一般的な意味でのartもホメオパシーには当てはまるんだな~ということです。
「アーティストってのは言葉で言い尽くせない、言葉で表現が出来ないから絵をかくのよ」
とは、私の絵の先生のコメント。
同じように、
ホメオパシーには言葉で説明するのが難しいことが沢山あるな、
それをジェレミーは説明しようとしてくれているんだ。
そう感じました。
ホメオパシーは物質が含まれていないものを用います。
そしてそれを作るのには希釈・振盪を繰り返します。
それって何で?
といわれても
理由がわからないのですが、
希釈と振盪はどちらが欠けてもだめなのです。
この過程は魔術、と言われても仕方がないです。
そこを受け入れた上で、ジェレミーはこう言いました。
「こんにち、魔術と言われているものは明日の科学となる。」
そして、我々はロジックを適度に用いながら、
この魔術的な部分を統合していく努力をしていく必要がある、とも。
「我々のやりかたはこうなんだ!」
という態度ではなくて、
相手に歩み寄ろうとする在り方だと思いました。
関係性を保って自分もゆるぎなく在る。
ホメオパスとしてだけではなく、
人間としてそうありたい、
でもとても私には難しいことです。