ホメオパシーをもちだす=狂信的なアンチ現代医学
みたいな図式がそれはそれは美しいまでに瞬時に示されるこのご時世。
まー、その気持ちも分かる。
レメディーって物質レベル以下の何かを取り扱っている場合が多いからさ、
プラセボって言いたくなると思う(でもプラセボで病気が治ったら安上がりだわね〜、安上がりに症状がなくなるのってあかんこと?)。
似非化学!
って言いたくなる気持ちもわかる。
今の段階で希釈震盪してなんで影響を及ぼすことができるようになるかなんて説明できませんもん。
アンチの方には残念なお知らせですが、
レメディーの作用を私は感じるし、
人(とその他動物)に作用する様子もみてきました。
でも、
レメディーは種類が果てしなく多いからそれを選ぶヒト=ホメオパスの腕にかかってるの。
「影響がなかった」→ホメオパシーを否定するのは残念な気がする。
レメディー云々以前に、
ホメオパシーを療法として確立したハーネマンの『オルガノン』には、
事象を自分に落とし込むのに役に立つ発想が満載ですから。
嫌い嫌いは好きのうち(=極性・ポラリティー)、とか
健康とは、
病気とは、
医師の為すべきこととは、などなど。
だから、
レメディーを摂る云々、
セッションを受ける云々、
ではなくて、
『オルガノン』にはええこといっぱい書いてあるから読んでみてほしいです。
「ホメオパシーの原理書やろ〜?」
で読まないのはつくづくもったいないですよ。
面白いのは、
ハーネマンがレメディーを用いない療法を見据えていたらしいことがうかがえる点。
でもそれは限られた人(人間的にいわゆる「浄化」の進んだ人)にしかできないから、
レメディーというツールを媒介に、
多くの人にに使えるようにマニュアル化してホメオパシーの形にしているんだな〜。
『オルガノン』にはちょっとだけ、
ハンズオンヒーリングに触れた部分もあるんですよ。
§288~290 の部分。
『オルガノン』の本当に最後の最後の部分です。
英語版ならネットで無料公開されています。
「Organon 」でググればいっぱいヒットすると思います。