先日のインフルエンザから復活してふと気づいたことがあります。
皮膚の具合が悪化していない。
いや、むしろ皮膚がつるつるすべすべになっている。
以前ならあれくらいの強烈な風邪をひくと、
炎症を起こしやすい部分(私の場合は顔と首、肘の内側)がずるむけになっていました。
風邪の症状も炎症反応のひとつなら、
炎症を起こしやすい皮膚がいっしょに反応するのも分かる気がします。
一方で、
風邪もきつい薬で抑圧することなく「うまく」ひくことができればとても健康維持によいものだそうです。
実際に、大病にかかる数年前は風邪をひかなかったという話はたびたび聞きます。
私も長く風邪らしいものをひかなかったのですが、
当時はそこそこ健康ではあっても何らかの(主に皮膚と精神)に問題をかかえていました。
ホメオパシーのセッションを受け(再)、
類似性の高いレメディーをとりはじめると、
1年に5回も風邪をひきました。
そうやってバイタルフォースは定期的に「たまったいらないもの」を噴出させるようです。
人間はどうやっても二元性の産物で、
そこからの影響から逃れることは出来ません。
二元性に基づく存在ながら、
それによって生ずるさまざまな事柄に対処できず、
矛盾を感じ、
葛藤し、
病を深めます。
だから、
その病が深くなりすぎる前に、
ぷしゅっ
とガス圧を抜くように風邪や命に関わらない病気で逃がします。
たまったものを噴出させ、
リセット、とまではいかなくてもちょっと時計の針をもどすくらいのことはしてくれるようです。
皮膚の状態が悪い時はそのサイクルにうまく乗れなかったのだと思います。
新陳代謝は活発になるけれども、
炎症をかかえたままではうまく新しい表皮が形成されなくて、
なまかわをはいだような、
因幡の白兎のような皮膚になっちゃう。
風邪をひいて因幡の白兎状態になった最後は5年まえくらいです。
まだそんな最近まで皮膚の状態が不安定だったのだな・・・。
生後3ヶ月から35年以上の付き合いのアトピーがここまで改善したのは、
まずは、
2~3ヶ月に1、2粒のレメディーと、
半年に1回くらいのセッション。
次に、
Pathworkと
それをベースとするBBSH(バーバラ・ブレナン・スクールオブ・ヒーリング)、
同じくBHS(ブレナンヒーリングサイエンス)。
これらは心理療法と霊的療法の合わせ技。
これらのおかげと断言できます。
皮膚に関してはいかなる軟膏、クリームも使いませんでした。
それがたとえホメオパシー関係のものであっても・・・いや、むしろ、だから使わない。
35年以上のつきあいのアトピーが改善するまでのお話を少しずつ書いていきます。
あの狂気的な痒みに立ち向かい
終わりのない闇をみつめていた時を思って。
また、ひょっとしたらこの駄文になにがしかの光明を見いだしてくださる方がおられるかもしれないという思いをもちつつ。