つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

収まっているなら良し、としよう

いくつか奏楽でお邪魔する神社があるのですが、

不思議と神社によって持管が決まっています・・・両刀使い(笙と篳篥の)だからさ〜。

 

で、

たまにメンバー構成によっては、

いつもとは違う管を持つことになるんだな。

 

その場合、妙に緊張する。

 

この秋の大祭もひとつ、そういう機会があるので、

合奏練習会の今日は念入りにやりましたとも!

 

そう、

今回は「いつもは笙だけど今回に限っては篳篥」のパターンという、緊張するやつ。

 

地歌だと筝でも三絃でも、どんな場所であってもそう緊張度は変わらないけど、

篳篥って本番回数も練習時間も多いのに、

どっかで他の楽器より緊張するのね・・・最も緊張するのは17絃ですけど!

 

レアな篳篥本番は私の好きな曲を式次第に合わせて吹くことにしてもらいました。

 

今日の合奏練習はその曲を含めて9曲。

 

壱越調:春鶯囀颯踏、同入破、賀殿急、武徳楽、迦陵頻急、酒胡子、胡飲酒破、蘭陵王、北庭楽、新羅陵王急

 

休みなしで90分。

 

本番には春鶯囀颯踏と蘭陵王が入っています。

長くかかる献饌と一般玉串奉奠に吹く予定。

 

今日、吹いてみて、入破もいいな〜、なんて浮気心がうずうずしています。

下無と勝絶がカチっと変わるところとか、

いい感じで雙調が入るところがいいんだよね〜。

 

颯踏は合奏の妙!って感じでこれまた捨てがたいのだけれども。

 

合奏大会の後、その足でに地歌の方の稽古へ。
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運転する時もネパールカイヤナイトのリングに惚れ惚れするよ〜。

 

自然光が当たると一層、美しい。

青い2


camparimikan.hatenadiary.jp

 ↑の続きです。

 

作品展の情報から自分が京都に出かける日が作品展の初日であることがわかりました。

 

これは、もう行かなきゃ、と意気揚々出かけました。

 

どの作品も本当に美しくて会場にお邪魔したての時は、

選ぶ、

とかではなく、

ただ、作品それぞれのエッセンスを感じてクラクラしていました。

 

いやいや、

今日はYear3をともにする子を選ぶためにきたのだよ!

 

と思い直し、

その視点から作品を拝見していると、

自然と2つの作品に絞られました。

 

作家さんにサイズ合わせを申し出ると、

自然と一緒に選んでいただく流れになりました。

作家さんのご友人も立ち会ってくださいました(と勝手に思っている)。

 

選んだのがこちら。

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ネパールカイヤナイトを使ったリング。丸いです。

これは作品展後に自宅に届いた時に撮った写真。

本当はもっと複雑な透明感があるよ。

 

アンシンメトリーなデザインも気に入っています。

大きさも今の私のエネルギーにちょうど合っている。

 

これより大きいのも試してみましたが、

綺麗で好き、なのと自分のエネルギーにあっているのとは違うな、

と思いました。

 

不思議なことに、

迷っていたもう一方のリングは、

私と入れ違いに作品展にいらした方がそれを目指してやって来られたのだそう・・・どういう状況かはよくわかりませんが、

おさまるところにおさまることになっているようです。

 

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ふさわしい

Year2の最初のクラスで無くしたのは、

休学中に毎日のように身につけていたカイヤナイトのリング。

 

まさしく、

カイヤナイトの青のような学年のYear3が始まろうとする今、

新しいカイヤナイトのリングが届きました。

 

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まさしく、

天上の青。

 

その複雑な青を引き立てるデザインと作品が纏う雰囲気。

 

絶妙なバランス。

 

今の私にぴったりな感じだ。

 

Year3で扱う人間を超えた存在のいる世界に入ることへの抵抗がまだまだ拭い去れない、

ドロッドロな私を助けておくれ。

 

青い1

去年の10月、

初めての北アメリカ大陸上陸時に、

5年くらいの間、気に入って身につけていたカイヤナイトの指輪をなくしました。

 

tsubakidoh.hatenablog.com

アメリカ合衆国に入国後、

国内線で滞在先に向かうときの空港でのセキュリティーチェックの時のことです。

 

セキュリティーでは、

上着と靴を脱ぎ、

ベルトも含めた金属製の装身具を外し、

ポケットには何も入れていない状態でチェックを受けなければなりません。

 

初めてのセキュリティーチェックで緊張していた上に、

常に身につけていた(ズボンのポッケに入れていた)ためにすっかり忘れていたお守りが引っかかってそちらに気を取られていました。

 

それは法多山だったか、石上神宮だったかのお守りでした。

 

日本人ならすぐにお守り、と分かるところですが、

アメリカでは無理・・・白い粉を運ぶ袋扱い。

 

セキュリティーの人:「それなんだ?」

 

わし:「チャーム!」

 

セキュリティーの人「中身を見せなさい」

 

わし:「<ジャジャーン!!!>(無言で、しかし誇らしげに袋の中から神社の名前=漢字の書かれた札を出す)」

 

セキュリティーの人:「・・・OK」

 

そのやりとりに気を取られて、

カバンと一緒にトレーに乗せてX線チェック?を受けたリングを身につけるのを忘れてしまいました。

知っていたらあらかじめ手荷物の中に指輪を入れるなどの無くさない工夫はできたのですが、

いかんせん、

海外旅行は15年以上ぶり、

アメリカ大陸初上陸(しかも完全に一人旅)なんで、すっかり混乱してしまいました。

 

そんなに高額なものではありませんでしたし、

色こそ濃ゆい青でしたが石自体には大きな傷もあったのでいいものではなかったのですが、

5年もほぼ毎日身につけていると愛着がわくのです、そもそも気に入って購入したわけですし。

 

その指輪をなくした数時間後、

後々とてもお世話になるスクールの先輩に出会いました。

 

その方のSNSを拝見しているうちに、

「ネパールカイヤナイト」

の存在を知ります。

 

そして、

ネパールカイヤナイトを使っておられる作家さんがいらっしゃることを。

 

そのうちのお一人がこちら↓

https://www.facebook.com/masudajewely/

 

masuda.shop-pro.jp

 

どうやら、

時々京都で作品展をなさっているらしい・・・というので機会を狙っておりました。

 

指輪をなくして1年ほど、

ようやく、その方の作品展に出かけることができました。

 

長くなるので続きは、また。

神楽うたう

だいたい、笙吹きは神楽の時には管を置いて歌を歌います。

 

笙は、

とりあえずすぐに鳴ります。

 

龍笛篳篥とは違ってピッチが安定しています(ちゃんとメンテナンスして、温まって入れば)。

 

管を手にしているときは音程どうとか、って案件に悩むことはありませんが、

それを補償するかのごとく、

うたうことが求められます。

 

基本、

歌って覚える雅楽ですから、

歌えないってのが妙な話なんですけどね。

 

もともと、声が低い私には神楽はなかなか辛いものがあります。

 

浦安の舞より、

地元の神社に伝わるオリジナルの神楽より、

其の駒の方がずっと歌いやすい。

 

女性だと低い部分は1oct.あげてうたうらしいけど、

私はそのままでいけるよ。

 

低さではついていけても、

音程も調整できても、

声量までも男性のそれに勝ることは難しい。

それで随分悩んだけど、

そんなの解決のしようのない問題だよね。

 

(てか、

そこを突いてくる人たちに闇を見たぜ。)

 

そんなんで最近は神楽を歌うのを避けていたけれども、

たまに歌うと楽しい。

 

楽しいのは、

妙な思念からフリーなところから私が歌うことについて評価してもらえるから、

 

そこには余計な気兼ねがいらないからってのもあるね。

 

どんどん、

楽になっていく。

 

この世に(自分が思っていたより)長くいるのも悪くないね。