ホメオパシーの父、サミュエル・ハーネマンのお誕生日4月10日に合わせて、
明日からの一週間は「世界ホメオパシー周知週間」ですよ。
日本でもより多くの方にホメオパシーを知っていただくことを目的に、昨年からはじまりました。
発起人のうちのお一人のホームページです↓
英国でホメオパシーを学ばれて、
現在日本各地で講座やセッションをなさっています。
この方にリードしていただいた勉強会に参加したことがあって、
色々、目から鱗でした。
東京方面で開催されている勉強会も非常に魅力的な内容なのですが、
なかなか参加できないです。
クラシカルもプラクティカルも、
その他の流派も関係なく、
ホメオパシーでより多くの方に健康になっていただきたい、
そういうコンセプトが素晴らしいな、と思います。
著書の『ホメオパシーの薬箱』はとっても分かりやすくてかつ実用的です。
CLAMS=ホメオパスが症状をとるときの指針を使った各レメディーの解説が特徴の1つかと。
これを明確に打ち出しているセルフケア本ってあまりないんじゃないかな。
CLAMSとは・・・
C= concomitant、付随症状
L= location、部位
A= aetiology、原因
M= modality、好転悪化要因
S= sensation、感覚
これらの頭文字ですよ。
ホメオパシーは療法として確立されて200年ほど経ちます。
これを古いとするか新しいとするかはさておき、
いまでもこの療法によって救われる人たちが世界中にいる、ということは事実です。
日本ではトンデモ医療の代表として槍玉にあがることはしばしばで、
ネガティブな評価もまま、目にしますが・・・
ちゃんと使ったら色々、助かりまっせ〜。
プラセボ、って仰る方ありますが、
作用は確実にありますよ。
そしてその作用はかならずしも健康的な方向へ向かうものばかりではなくて、
使い方をまちがえたら大惨事です、でした。
前回のスクーリングで下級生が体調を崩しました。
その下級生のルームメイトのSOSがあって、
持って来ていたAinsworthsのキットを伴い、その生徒のところへ行きました。
症状をCLAMSでとり、
レメディーを絞って、
更に確認の質問。
私がその下級生の外見や周囲の人の話を参考にしながらレメディーを選んでいる様子を見て驚いていました。
世間で言われているのとは全く違って「まとも」だと。
この「まとも」がどういう意味かは分かりませんが・・・。
否定をするのも自由だし、
その逆にそれを肯定するのも自由なのですよ。
それを選択する自由がその社会にあるか否かってのが大事なのかな、と思います。