久しぶりに雅楽の練習記録です。
月に2回の合奏練習会は継続中。
かれこれ10年近く続いています!
今日は、本番が近いためにまずは、
あとは好みで、
雙調:颯踏、入破、賀殿急
雙調=G(ハ長調でいうところの「ソ」の音)は、
方角でいうと東、
季節は春、
色は青、
があてられます。
Gの音が際立つ特徴的なフレーズがなんとも爽やかで、
私はこの調がとても好きなのです。
今でこそ、連続で5曲くらい、休憩をはさんでで8〜10曲は吹いていますが、
最初の頃は全く息は続かず口も保たずで1曲吹いては休み、、、の繰り返し。
今では、体調とリードの具合がうまくかみ合えば1時間ちょっとの吹きっぱなしができるようになりました。
いつも龍笛さんに、
「一回、好きなように吹いてみたら、篳篥は主旋律なのだから」
と言われても、
なかなかそのようには出来ずにいました。
私は笙から雅楽に入ったので、
どうしてもほかの管のことを気にしてしまいます。
演奏もそのほかのことも含めて相手を「聞く」傾向は合奏向きではありますが、
ともすると相手の顔色を見すぎてしまうところもあって、
物事の良し悪しは紙一重だな、と思います。
というのも、
相手のことを気にしすぎて空回りすることもしばしば。
こそれは人間関係においてもその傾向があるので、
持ち慣れた管のせいではなくて私の質に由来するものなのでしょう。
それが、
今日はマイペースな自分・・・どうした、私?
速く吹けば楽、ということもなくて、
自分の息遣いにハマるのが楽に吹けるかどうかの分かれ目。
「篳篥さんはマイペースな性格の方が多い」
と、しばしば耳にします。
でも、私はもともとが(今でもそうですが)笙吹きなので、
「それは私には当てはまらないな」
なーんて、思っていました。
それがなんのなんの・・・
思い返せば、
笙を吹いている時も演奏自体は合わせていても、
ハラの中では合わせていなかったな。
今日は、
頭の中では笙を吹きつつ、
リアルでは篳篥を吹いていました。
だから、
二重でマイペース。
実は、筋金入りの篳篥吹きなのかしら?
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