BBSHでは何を学ぶのかシリーズ4回目です。
これまでの内容はこちら↓
今回はプロフェッショナル・プラクティスです。
いつもと同じくスクールカタログ2010~2011より。
プロフェッショナル・プラクティス Year1コースの概要
プロフェッショナル・プラクティスⅠ
履修時間:17時間
プロフェッショナル・プラクティス・コースでは、クライアントとヒーラーの関係や、プロのヒーラーとして果たすべき責任について学びます。グループ・スーパービジョンと呼ばれる専門知識を有するリーダーによる少人数制のグループ・ワーク※1では、学生がヒーリングをするにあたり問題になっている事柄や、それに関連した個人的な問題を解決するサポートをしていきます。またプロフェッショナル・プラクティスのカリキュラムでは、有効的なヒーリング・チームの編成の方法、他の代替療法、医療関係者にどのようにブレナン・ヒーリング・サイエンスのワークについて伝え、コミュニケーションを取るかのついて話し合われます。
クラス内容:
- プロとなる為の準備
- グループ・スーパービジョン
- 学生と教師のミーティング
- コミュニティーの構築
つばき洞註:
※1
約10人の年間固定グループが作られ、これをスモール・クラスと言い、スモール・クラス・ティーチャーによってリードされます。
対して、学年全体のグループをラージ・クラスと言います。ラージ・クラスはイヤー・ディーン=学年主任によってリードされます。
スモール・クラス・ティーチャーをリーダーとして、学生が共有したいケースをグループ内で論じたり、ラージ・クラスでヒーラーとして独立した時に役立つ実習を行います。
グループ・スーパービジョンはグループ・プロセスに展開することが多いのでこのクラスもどきどき。
1学年は、イヤー・ディーン、スモールクラス・ティーチャー(生徒10人あたり1人くらい)と、場合によってはティーチャー・トレイニー(=ASBIW3で先生見習い)が生徒をサポートします。
引退したとはいえバーバラというカリスマがいて、シニアファカルティーのリサ、ローリー、ドナがいるけれども、
学年全体、スクール全体はあくまでも先生たちと事務局のメンバーそして生徒たちのチームワークによって運営されています。
誰か1人が「絶対神」になりにくいところがチームのいいところだと私は思っています。
プロフェッショナル・プラクティス Year2コースの概要
プロフェッショナル・プラクティスⅡ
履修時間:15時間
クラス内容:
- プロとなる為の準備
- グループ・スーパービジョン
- 教師と学生のミーティング
- コミュニティーの構築
Year2のプロフェッショナル・プラクティスのカリキュラムはヒーリング現場での人間関係に焦点を当て、プロとしての倫理について話し合っていきます。グループのスーパビジョンで、学生はプロのヒーラーとしての責任と治療を目的としたヒーリングの関係における深いコンタクトを築き上げ、それを維持する事を重点的に学びます。
プロフェッショナル・プラクティス Year3コースの概要
プロフェッショナル・プラクティスⅢ
履修時間:19時間
クラス内容:
- プロとなる為の準備
- グループ・スーパービジョン
- ケース・プレゼンテーションの見学
- コミュニティーの構築
プロとしての在り方についての学びは、各自が探究しプロのヒーラーを観察していく事を通して続けられていきます。学生は、無意識に期待している事と限られた信念体系を見つけ出すというプロセスを通して、プロとしての役割を想定していきます。また、このコースの中では独自のヒーリング・スタイルを確立していく事や、他のヘルスケア関係者と働く際の知識も学んでいきます。グルーピ・スーパービジョンでは、実際の状況と照らし合わせながら、自己の心理的プロセスがヒーローとクライアントの関係にどのような影響を及ぼすかを学んでいきます。
プロフェッショナル・プラクティス Year4コースの概要
プロフェッショナル・プラクティスⅣ
履修時間:45時間
クラス内容:
- プロとなる為の準備
- グループ・スーパービジョン
- ケース・プレゼンテーション
- ケース・ブリーフ(報告)
- コミュニティーの構築
このコースでは、法律問題、施術ミス、賠償責任保険、書類の作成、料金設定、オフィス環境、マーケティング、管理者の必要性など、プロのヒーラーとして開業し、運営していく上で必要な実践的な側面を中心に学んでいきます。クライアント・ケース・プレゼンテーションやグループ・スーパービジョンによって、学生はヒーラーとクライアントの関係やヒーリング・テクニックの完成度などについて総合的なアドバイスを受け取ります。