つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

おおとり

笙は新品の場合は1年目に、

それ以降は2年に一回、洗い替えが必要です。

 

分解して、

お掃除した後に、

リードに青石(孔雀石・マラカイト)をすったものを塗って、

蜜蝋で音程調整。

 

ざっとまとめましたが実際はもっと複雑で繊細な行程です。

 

この洗い替えが、

「笙はめんどくさい楽器」

と言われる所以の一つです。

 

自分でできるのがベストなのですが、

小童笙ふきの私は丸っと先生にお任せ。

 

先生のところで月に3回開催されている合奏練習に数年間参加させてもらって、

グッと吹ける曲が増えましたね〜。

 

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台風後の空には不思議な雲。

 

笙は、

その楽器の形が鳳凰の翼を畳んだ姿に比せられることから「鳳笙」とも言われます。

 

うーん・・・

鳳凰の羽根って、もっとスリムなんじゃないかな?と思うけど、

大きな鳥が残していったの、てスケールではある。

 

なんだか体がだるい

 

背中が重い

 

外出が億劫になる

 

人酔いしやすい

 

物酔いしやすい

 

体が揺れる

 

病気ではないけれども日常がちょっと不便になるこう言った症状はありませんか?

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これらは、

2年ほど前まで私が常に抱えていた症状の一部です。

 

これらの症状に心当たりがある方に、

ちょっとオススメしたいものがあります。

 

それをこのカテゴリで紹介してみようと考えています。

 

本当に簡単なことが多いです。

 

でも、

いざやってみようとすると物事がうまく進まないかもしれません。

 

そんな時こそ、

 

えい!

 

と気合を入れて実行に移してみてください。

 

あなたのこの人生はあなたが主役なのですから。

夜の祭り

7月の終わりころから、夜になると地元の祭りのお囃子練習の音が聞こえてきます。

 

最近は随分と練習時間が少なくなってしまった気がしますね。

 

色々な事情があるので仕方のないことですが、

生まれる前から聞いている自分としては少し寂しいです。

 

そして、

このお囃子は「お腹の中にいるときから聞いていないと叩けない」

と言われるくらいに複雑。

 

「演奏」の観点からはその質の変化と練習量の関係は明白でして・・・。

 

 *******

試楽(本番の前の日)の、祭りに参加している町内のお宅での飲み会には参加していましたが、仕事の関係で本楽(祭りの本番)に出かけることはありませんでした。

 

試楽飲み会は飲めるし車は観れるし、のお得感溢れる会なのです、いつもありがとうございます。

 

今年は特別観覧席の券をいただくことができたので、

初めて、神社の楼門前に設置された席から渡祭と言われる「本番」を観せてもらいました。

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40年前まではこの観覧席には女性が昇ることはできませんでした。

 

神聖なるヤマを上から眺める、

場所によっては神職さんよりも上に座ることになりますから・・・。

 

太鼓を叩くのだって、女性はできなかった。

 

良い、悪いではなくそういう祭りだったんです。

 

今はこの部分だけが「祭り」と捉えられていますが、

歴史を紐解けば、

これは大きな祭の一部でした。

 

近くの川から神域に使うための石をいただいてきて奉納する、という祭りの一部を構成する一神事が発展したものです。

 

時代の流れと人々の思いで祭りの形は変わっていきますが、

本来の意味合いもちゃんとわかるように残しておきたい、

という思いもあるようですよ。

 

遠の朝廷4

不思議な九州旅行記の続きです。

 

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宗像大社の後は糸島に連れて行ってもらいました。

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夫婦岩があります。

二見浦の夫婦岩よりも軽快な色の岩です。

海の色も明るい。

 

岩の前には鳥居があります。
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久しぶりの海ですよー。

海に足をつけるなんて何年ぶりかな。

 

打ち寄せる波にボーっとしています。
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一応、

海に面していて、かつては海上交通で栄えた町に生まれ育っているの親近感があります。

 

帰りがけに、周辺地図を見ていて「伊都国」の名前が目に飛び込んできました。

 

糸島は『魏志倭人伝』に登場する伊都国に比定される場所。

 

「その話、最近どこかで聞いたな?」

 

と記憶を辿りました。

 

そういえば、

7月9日の満月の日に、

BBSHの先輩の遠隔一斉ヒーリングは糸島から送られたのでした!!

 

 

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こういうのが「インスタ映えする」ってやつでしょうか? 

 

糸島にはおしゃれなカフェがたくさんありまして、

そのうちの一軒でいただいた食べ物。

 

糸島の後には筥崎宮

ご祭神は応神天皇神功皇后、玉依比売。

 


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楼門の扁額「敵国降伏」は亀山天皇のご宸筆を小早川隆景が臨写したもの。

 

筥崎宮の楼門は元寇の時に消失していて、

それを受けての「敵国調伏」なんだそうです。

 

そりゃ、

いきなり攻めてこられて(その前段階で外交文書は届いていたけど)砲弾を打ち込まれたら、

 

「ハァ!?」

 

ってなるわね。

 

亀山天皇大覚寺統の祖 でもう一方の皇統・持明院統との両統迭立が後々の南北朝時代の原因の一つになるわけで、

そのほかのエピソードを拝読するに、

歴史のターニングポイントにおいてなかなかの濃いキャラだったのではないかと。

 
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 ご神域には蒙古軍が残していった錨の部材がありました。

 

こちらは筥崎宮で買ってきた「おはじき」。

秋大祭の放生会の期間のみ授与されていたのが人気のため(そしておそらく色々問題が発生したため)に作られた別のものだそうです。

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 筥崎宮の縁起に関係するモチーフやおめでたいものをデザインして博多人形師さんがお作りになったそうです。

 

17種類入っていますよ。

 

 筥崎宮で九州不思議旅行は終了。

時間に余裕のあるメンバーは住吉さんにもお参りしたようです。

 

旅行まではあんなにひどかった皮膚の炎症が、

帰ってくるとあら不思議、

どんどん改善していって、

ようやく元の生活リズムに戻ることができつつあります。

 

お声をかけてくださった方、

ご一緒してくださった方、

糸島とのご縁を繋げてくださった方、

 

ありがとうございました。

 

遠の朝廷3

ちょっと不思議な九州旅行記の続きです。

 

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二日目のスタートは香椎宮から。

 

仲哀天皇の行宮があった場所で、ここで仲哀天皇はお隠れになったそう。

 

立派な楼門です。

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と、

その前の弁天様に皆でお参り。

池のほとりの弁天様です。

この写真の右となりがお社。
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こちらの狛犬さんは小顔マッチョ。
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香椎宮を後にしてお次は宗像大社

ご神域はたくさんのお参りの方でいっぱいでした。

 

この先に沖ノ島があるそうです。

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晴れていても見えないそうですが、

それこそ、神の島に相応しいような気がします。

 

九州は神功皇后のご足跡が多くて、自然とその時代に関心が向きました。

受験ではあまり出題されないので今まであまり馴染みがありませんでした。

 

神功皇后は神話とリアルの間におられる方、

という印象を持ちました。