つばき洞生活ノート

つばき洞生活ノート

BBSH(Barbara Brennan School of Healing)卒業生による日々の記録です

昔の場所

 

地元の城跡にあるのはソメイヨシノの大木たち。

城跡に桜は近代以降の定番風景で、

そこには新しい権力者の巧みな印象操作があるとかないとか・・・ただし、この城跡は中世のそれなので、

城跡=桜が定着しきってしまって、

本来の意味などすっかり忘れられた、あるいは刷り込み完了したあとの産物みたい。

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手前には珍しくもベニシダレ。


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ここでは数回、

桜吹雪の下で演奏したことがあります。

先の大戦での戦没者の慰霊祭が毎年ここで開催されて、

それが神道形式なので雅楽が入る、というわけ。

仏教形式でも雅楽が入る可能性はあるよ、って話以前の問題で、

この手の行事が宗教色を帯びていることがちょっと不思議ね。

私は全く問題ないと思うのだけれども、

よくもまあ今まで誰もそれについて何も言わなかったものだな〜、と・・・田舎だからかな。

 

今日は午前中に恒例の合奏練習会で、

私の勝手な印象ながら、春らしく雙調祭り。

北庭楽で合奏の楽しさを再認識しつつ・・・落とし所を先に見据えながら不思議な不協和音や駆け引きは地歌でもよくあるから、これが日本音楽の特徴なのかしら?などど考えたり。

 

だんだん、楽になる。

 

昔の場所には戻れないし戻りたくないな。

 

 

鷗游舎・体験マルシェ

もう半月ほどしかありませんが、

こちら↓に参加します。

 

鴎游舎・体験マルシェ

 

三重県菰野町にある古民家のイベントスペース・鷗游舎(おうゆうしゃ)で開催されるイベントです。

 

 私以外の参加者さんにつきましてはフェイスブックのイベントページに詳細がありますのでそちらをご覧くださいね。

出展メンバーで直接存じ上げているのは、ボリショイ 重盛正子さんだけ。

だから、フェイスブックのイベントページを直接見ていただいた方がいいと思うのです。

 

正子さんについては1回で書ききれないくらいの、

それどころか私の拙い文章では表現できない、

それくらいに魅力的な方です・・・もはやこの表現が私の文章力の限界を顕現させているな。

 

10年くらい前に、

この鷗游舎で京地歌の単独(!)演奏会を開催したのがきっかけで、

こちらにしばしば出入りさせてもらうようになりました。

 

一番大きかったのは、正子さんの伯父さんであり、私の大伯父である洋画家の遺作展を大々的に開催したこと。

そして個人的にはここと関わり始めて私の人生はぐるっと変わりました。

多分、ここに出入りするようになったから、

半分くらい引きこもり状態&鬱状態からBBSHへ行くまでに変わったんだよね。

で、挙句に1年で親戚から認識されないくらいに顔つきがかわってしまったという・・・。

 

そして、

そう語る人は私だけではありません。

 

だから、

他の出展者さんはもちろんですが、

正子さんに会いに来てください。

 

今の私は強くそう言いたくてこれを書いています。

そしてまた次へ

絵画教室の展示が終わりました。

 

初午&春大祭の奏楽のあと展示会場に出かけて、

そのまま搬出に突入。

 

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この3月末でこの会場は無くなります。

 

所有者であるところの市がここを売却したいから。

 

駅に近く、

広いうえに、使用料も安く設定されていたので絵画教室の展示はずっとここだったのですが、

次回=来年からは別の場所を探さなければなりません。

おおくの団体がこの会場を使っていたので、

残される各会場は争奪戦になるのでは?と先生は予想。

 

市議会議員さんが観に来てくれて、その人この会場がなくなることを知らなかったよ」

って先生は言ってたけど、

それはそれで問題な気がするぞ。

 

初めて、生徒の我々が運営に携わった展示でした・・・半分くらいだけど。

 

そういう意味ではいろいろと印象に残る出来事が多いイベントになりました。

 

計画段階から数えて1年。

 

やっと一区切り。

 

そして、

次の展示の準備はもう始まっています。

怒涛の篳篥Weeksの開始をなんとか乗り切り、

神社近くの散歩コースへ立ち寄ると、

すごい人、人(+車)。

いつも車を駐めているスペースは満車でした。

 

地元の桜の名所でもあるからね。

まだ三分咲きくらいのソメイヨシノ

木全体はピンク色になっていて爆発しそう・・・ピンクの爆弾。
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 ちょっと前から、

夜中に寝返りを打ったときにひどい目眩を感じることがあって、

ひどい状態はすぐに収まるものの、

「ちょっとぐるぐる」

くらいの目眩はたぶん続いていて、

右目が疲れる、頭がいたい、ちょっと吐き気。

 

これらは不快な症状なのだけれども、

他の随伴症状はなかなか楽しいものがあって、

 

見慣れている光景がキラキラして見える。

書き慣れた文字、いいなれた言葉なのに、

まるで初めて書くように、

初めて口にするように、

その瞬間が新鮮でたまらない。

・・・これは、多幸感?

あと、感情のフタが外れやすくなっちゃったね。

 

目眩の方は耳鼻咽喉科の診察の結果、

良性突発性頭位めまい症ではないか、と。

 

めまいが起きた方へのあえての寝返りを就寝起床前に5回くらいずつ行うことで徐々に治っていくらしいです。

 

運動不足、加齢、頻繁に頭部に衝撃を受けることなどが原因で起きやすくなる三半規管で起きる問題が原因らしいです・・・これはネットで調べた情報。

 

奏楽の仕事の後は絵画教室の展示会場へ。

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おお、なかなかの人出ですな。

次回の教室展の相談をしたり、

「絵」とは?「Art」とは?

を話し合ったり。

 

展示はあと2日。

 

今回までの会場はこの3月末でなくなります。

市が売却しちゃうんだってさ。

だから、来年の教室展の場所も今日、話し合って決めました。

また次への準備が始まります。

シーズンだから

暖かい日が続くようになって、

桜前線の北上速度もぐんぐんあがっているようです。

 

結婚式=ジューンブライドイメージが強いですが、

私が奏楽でお邪魔する神社の結婚式繁忙期は4〜5月と、10月。

 

そろそろ式の数が増えて来たようで、

私でさえも、明日から毎週の奏楽です。

 

さすがに焦って、練習時間を増やしました。

 

筝、三絃のときは1人で弾いているのが全く苦にならないのに、

笙はもちろん、

篳篥は1人で吹いているのって、しんどいな。

既習曲をえんえんと吹き続けることができる人ってすごいな、と思う。